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「A、帰ろ」
『…うん、』
今まで当たり前に登下校を一緒にしてきたけどそれが無くなるんじゃないかと不安だったから安心した。こうやって帰れるのも今だけだから。
地球が滅ぶ……だとかはまだ深く考えてない。それよりも、業に彼女ができたらこの関係も終わりだという辛さの方が強い。
だから今はまだ、幼馴染の特権を使わせてほしいんだ。
「…………ごめん」
『は？』
「俺のせいでE組落ちたんでしょ」
『…知ってたの？』
渚くんから聞いた、と。彼は呟いた。
業のせいでは断じてない。
業がE組を庇ってA組を殴った現場に、私は居合わせていない。風邪で休んでて、いつもなら連絡をくれる業から連絡が無いな、とは思っていた。
学校も1人で登校し来てみれば“お前もE組落ちるんじゃねーの？”と。問い詰めれば業の話を聞いて。腹が立って、周りの生徒や駆けつけた先生を殴った。自分をコントロール出来なくて、荒れて。気づいた時には遅かった、ってやつ。後悔はしてないけど。
『腹立つじゃん、アイツらも先生も。だからいーの、それに業がいない教室なんてつまんない』
「そっか」
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ぴーなッつ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます( ; _ ; )更新ペース遅すぎますがこれからも応援して頂けると嬉しいです( ; _ ; ) (2020年5月23日 1時) (
レス) id: 4497154170 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - え、自己満足？私も満足してます！始まったばっかだけど、わかります。これ、好きです！！応援してます！ (2020年5月16日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーなッつ | 作成日時：2020年5月15日 0時
