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TAKANORI side
キッチンから聞こえるカチャカチャという音に目を覚ます
さっきまで腕の中にいたはずのともこちゃんは、俺の腕の中からいなくなっていた
伸びをしてベッドから出て、ともこちゃんがいるキッチンに向かう
「おはよ」
『おはよう
ごめんね?起こしちゃったかな?』
「大丈夫
ご飯作ってくれてるの?」
『うん!』
「なんか手伝う?」
『ありがとう、でも大丈夫
ゆっくりしてて?』
キッチンの横から差す太陽の光
テキパキと朝食の準備を進めていくともこちゃん
ゆるっとした部屋着に無防備なすっぴん、束ねた髪と後毛
こんなに幸せで愛しい朝があるのか
堪らなくなって、洗い物をしてる彼女を後ろから抱きしめる
『岩ちゃん?』
「ん?」
『くすぐったい…笑
どうしたの?』
「幸せだなーって」
『ふふ
お皿運んでくれる?』
「はーい」
.
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tmpn3(プロフ) - MIKIさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます!!すごく励みになってます^ ^ (2020年8月27日 5時) (レス) id: 09c9e13b08 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - お忙しい中、いつも更新してくださってありがとうございます^ ^ また、更新お待ちしてますね^ ^ (2020年8月22日 18時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
tmpn3(プロフ) - MIKIさん» 楽しんで読んでいただきありがとうございます(^_^)これからまたいろいろ展開していきますので、お楽しみください!! (2020年8月20日 16時) (レス) id: 09c9e13b08 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - 振り返るのは俺ばかりで…って今の2人の気持ちが表れてるかのようで(..) 岩ちゃんもいいけど、やっぱり臣くんと幸せになって欲しい、と思いながら楽しく読んでます笑 (2020年8月19日 21時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんちゃん | 作成日時:2020年8月11日 22時