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それからそれぞれシャワーを浴びてベッドに横になる
たかだか数日会えないだけなのに、
寝てしまうのがもったいない気がして2人でダラダラと喋り続ける
『あ、そういえばね
帰ってきたら引っ越しすることにしたの』
「そうなんだ
どこに決めたの?」
『今よりも岩ちゃんのお家に近くなるよ』
「ほんと?嬉しい」
ゆきさんは、今のアパートの近くのマンションもいくつか候補に入れてくれてたけど、
内見に行って決めたマンションはこの街から離れたところ
綺麗だったのもそうだけど、岩ちゃんの家に近いことがなによりの決め手となった
引っ越しをするならば
臣くんとの思い出に溢れたこの部屋から
少しでも遠いところを選びたかった
臣くんと暮らした部屋に住み続ける私を受け入れて大切にしてくれる岩ちゃんのためにも
何かを変えなければいけないと思った
『引っ越ししたらさ、家具も全部買い換えるから
一緒に選んでくれる?』
「楽しみにしとくね
そろそろ寝る?」
『そうだね』
「おやすみ」
そう言うと、最近は決まって私の頭を撫でておでこにキスをしてくれる岩ちゃん
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tmpn3(プロフ) - MIKIさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます!!すごく励みになってます^ ^ (2020年8月27日 5時) (レス) id: 09c9e13b08 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - お忙しい中、いつも更新してくださってありがとうございます^ ^ また、更新お待ちしてますね^ ^ (2020年8月22日 18時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
tmpn3(プロフ) - MIKIさん» 楽しんで読んでいただきありがとうございます(^_^)これからまたいろいろ展開していきますので、お楽しみください!! (2020年8月20日 16時) (レス) id: 09c9e13b08 (このIDを非表示/違反報告)
MIKI(プロフ) - 振り返るのは俺ばかりで…って今の2人の気持ちが表れてるかのようで(..) 岩ちゃんもいいけど、やっぱり臣くんと幸せになって欲しい、と思いながら楽しく読んでます笑 (2020年8月19日 21時) (レス) id: c9bbb5026c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんちゃん | 作成日時:2020年8月11日 22時