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本格的に夏になった。
ほとぼりも冷め
通学も送り迎えなしで電車で行けるようになった。
それをいい事にめっきり学校へ行かなくなってしまった。
ずっと連絡のなかった北山くんから
久しぶりに連絡があって。
どうも私が以前のように楽しんで活動していると思っていたらしく
中山さんから今までの事や学校生活のことを聞かされてびっくりしたらしい、、
そしてそんな事情を知った北山くんは
いつも起きなきゃいけない時間に
モーニングコールしてくれるようになった。
はじめのうちはありがたく思って
憂鬱ながらも学校へ行ってたんだけど
最近はわかってて電話を無視したり
電話に出ても学校へ行かなかったり、色々で。
寝起きでひどい態度をとっても
学校を無断で欠席しても
北山くんは懲りずに毎朝電話をかけてくる。
そんな今日の朝も枕元で震える携帯。
昨日寝たの4時だよ無理…
最近は寝るのも朝方で。
夜更かしして朝起きれないパターンばかり。
とりあえず通話ボタンを押した。
「……、」
北山「A…？おはよう。」
「ん、…」
北山「今何時？」
「……」
北山「起きて時計見て。」
うるせぇー。
薄目を開けて時計を見た。
「…はちじはん…、」
北山「うん。遅刻だね。」
「ん…」
北山「とりあえず学校行く準備しよう。
起きてベッドから出て、」
「うるさい…寝る…。」
北山「寝ないから。笑
とりあえず起きて！」
「本当うるさい…、」
北山「いいから早く起きろ。笑」
「じゃあね。」
北山「遅刻でもいいからちゃんと行けよ？
わかった？」
返事もせずに電話を切って目を閉じた。
次に起きたのはお昼を過ぎた頃だった。
メールの受信ボックスには
ちゃんと起きて学校行けた？
北山くんからのメール。
ゴミ箱にポイして携帯を閉じた。
だらだらと過ごしていたらいつの間にか夜。
さすがにお腹すいたなぁ…
もう食べるものもないし。何か買わないと。
夜だし。あまり顔バレしないだろう。
それでも怖くて目深に帽子を被った。
近くのスーパーへ向かう。
交差点で信号待ちをしていたその時。
「あのー、岩橋だよね？」
ドキッとした。やばい…バレた…
何かされるっ！？
てか家の近くで顔バレはだるい…
「俺同じ高校なんだけどー、」
はいはい。
もう何回も聞き飽きたよそのセリフ。
そう言って全然違う制服着てたりするくせに。
無視して歩き続けた。
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作者(プロフ) - くーちゃんさん» 亀更新で本当に申し訳ないです( ；´Д｀)これからもよろしくお願いします！ (2018年2月12日 21時) (
レス) id: eb069991c4 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 突然すみません(＞＜)こちらの作品はまた更新されますか？続きがきになってしまって…(^^;楽しみに待ってます！ (2017年12月8日 8時) (レス) id: 85a3dfc575 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - サトウさん» お待たせしちゃってすいません（；＿；）これからもよろしくお願いします！ (2017年9月22日 14時) (レス) id: fd43f9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
サトウ(プロフ) - 更新ずっと待ってました( ; _ ; )本編よりも実は楽しみにしていた主人公ちゃんの過去のお話…また次の更新楽しみにしてます！！ (2017年9月11日 0時) (レス) id: cd9d6a7283 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - ずんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡！！やっと更新しました！お待たせしました！これからもよろしくお願いしますっ！ (2017年9月10日 22時) (レス) id: fd43f9a1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
| 作成日時：2016年2月15日 22時
