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『狭くてごめんね、そこ座ってて。』
TH「うん。」
『あ、先にお茶入れるね。』
TH「ありがと、ヌナ。」
『いいえー。』
冷蔵庫のお茶をグラスに入れて持っていけば、珍しいものを見るようにキョロキョロしてるテヒョン。
大きい体で小さくなってソファに座ってるその姿が可愛くて、思わず笑ってしまう。
TH「……なんで笑うの。」
『ふふ、なんか可愛くて。』
TH「可愛くない、緊張してるの!!」
『自分から手料理食べたいって言ったのに。』
TH「だって……、もう!早くオムライス作って!お腹すいた!!」
『はいはい、ごめんね。笑』
ちょっとふてくされたテヒョンが面白くてクスクス笑いながら、テヒョンのリクエストであるオムライスを作る。
オムライスはバターライスにして、ハヤシソースをかけて食べるのがわたし流。
あっという間にできて、テヒョンの口にもあうといいな、と思いながらテーブルに持っていく。
『おまたせしました〜。』
TH「わ、おいしそう。」
ぱっと笑顔になるテヒョンにわたしも嬉しくなる。
『どうぞ、召し上がれ。』
TH「いただきまーす。
……ん、おいしい!」
『…よかった。』
それは幸せそうに食べているテヒョンを見ながら、わたしも食べ始める。
……うん、我ながら今日は大成功だ。
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作者名:ria | 作成日時:2020年3月4日 21時