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「誘ってよ、俺のこと。
廉のして欲しいこと、言って…」
抱き締めついでに耳を甘噛みしながら囁くと、それだけで廉のものが反応しているのが感じれる。
まったく…
廉が性に対して淡白だなんて思ってた俺を殴りたい。
俺のタイプを気にして抑えてたなんて今までもったいない事をしていたと後悔しかけて、その時間を埋めるくらい愛し合えばいいと開き直ればこっちのもんだ。
あえて水音を立てながら耳に舌を入れると、腕の中の体が震えた。
『んっ…』
「どうして欲しい？言って」
おそらく弱いであろう、俺の掠れた声に素直に反応する廉がかわいくてわざと囁くと、それだけで硬度を取り戻したようでさらに愛しさが込み上げてくる。
『しょ…ベッドが、いい』
「ふふ、恥ずかしいんだろ。音が響いて」
『しょおでイきたいんやって…
ここおったら声だけでやばいんやもん。集中できん』
「じゃ、出よっか」
体を離して風呂から出るも、雑にタオルで水分を拭きとった廉と目が合ってまたすぐに唇を奪いに行った。
浅く深くキスを繰り返ししながら、壁を伝って寝室まで辿り着く頃には完全に息が上がっていて、ベッドに倒した廉に睨まれる。
「はぁ、やっと抱ける」
『放っとったの紫耀やからな。気持ちよくしろよ』
「廉も、お前に女らしさとか求めてないから何も抑えんなよ」
『俺が入れてもいいん？』
「まじで言ってる？」
え、それは困るんだけど…
軽く驚きつつローションを出して廉のソコに触れるときゅっと俺の指を咥えた。
「俺に入れたいの？」
『っん、やっぱいい……ぁ』
そうだろう。
浅く入れた指で入り口を触るだけでここまで色っぽくなれるのだ。
ナカのうねりだって、俺の髪を触るその手だって、完全に俺を待っている。
まあ、そう教育したのは俺だけど。
「いれるよ」
この5日間ずっと待っていたんだろう。
少し捻じ込むだけで全身の力を抜いて甘い声を出す廉に、俺も全てのリミッターを外した。
そして向かうは首、鎖骨、肩、胸、
目についた場所全てに強く吸い付いてキスを残す。
『んあっ、あぁ！しょ…ァ、』
「やっば…気持ち……」
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まりか(プロフ) - オクラさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉に元気を取り戻しました、ありがとうございます(＞＜)いわれん、良いですよね！おそらく皆さん れんいわ派かなーと思いながら書いていたので、嬉しいです！長編が終わったらまた書きますので、良ければお読みください！ (2020年11月2日 0時) (
レス) id: b4b815defd (このIDを非表示/違反報告)
オクラ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。岩橋担なんですが、『ひらり』というお話とても素敵でした！泣いちゃいます(T_T)コンビの中でもいわれん推しなので、すごく好きです！まりかさんの書かれるいわれんが理想のいわれん過ぎて…これからも応援しています！(´∀｀*) (2020年9月2日 20時) (レス) id: 46cb2d91d9 (このIDを非表示/違反報告)
まりか(プロフ) - みき129号さん» コメントありがとうございます。私の方こそ、みき129月さんのコメントに涙が浮かびました。最近気が落ちているので、本当に救われます！やはり隠しフォルダが人気ですね！また軽くラブラブなのを書けるように頑張ります(^^) (2020年8月21日 0時) (レス) id: b6ed4dc4cd (このIDを非表示/違反報告)
みき129号(プロフ) - まりかさん戻ってきてくださってありがとうございます。各お話の中に必ず刺さる一文があり、その一文を噛みしめたくて繰り返し読んでしまいます。私の中第一位は「イヤホンで聞けやあああああ」です。朝焼けの最後も好きです。何故か片目から涙が止まりませんでした。 (2020年8月12日 3時) (レス) id: 49bf7e0742 (このIDを非表示/違反報告)
まりか(プロフ) - れいらさん» コメントありがとうございます！繰り返し読んで頂けるとは…ずっと自己完結してたものをこうして公開して良かったです(TT)これからもチマチマ書きますので、よろしくお願いします！ (2020年5月16日 21時) (レス) id: 5329a84e34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりか
| 作成日時：2019年4月19日 0時
