誕生日 -Sho.H ページ8
私が教育係を担当している後輩の平野くん。
いつもは本当に新入りなの？ってぐらいの驚異的なスピードで仕事を片付け、定時にはしっかり退社しているのだが、今日は何か格闘しているみたいで私と共に残業していた。
少し休憩しようと思い自販機に向かう途中、他に残業していた皆も仕事を終えて帰ってしまったみたいで、いつの間にかフロアに残っていたのは私と平野くんの2人だけになっていたのが分かった。
たまにはご褒美あげなきゃね、なんて少し先輩っぽい思考が働いて、缶コーヒーを2つ買った。
『平野くん、お疲れ様』
紫「あ！Aさんお疲れ様です。」
『頑張ってるから、これ缶コーヒー。私の奢りね。』
紫「え！いいんですか？ありがとうございます」
『にしても残業珍しいね？なんか困ってる？』
紫「いえ、てかもう今日の分は終わってるんですけど……」
『あ、そうなの？！じゃあなんで帰んないの？……いや別に帰れとは言わないけどさ』
紫「うーん、なんか帰るタイミング見失っちゃって。今はAさんが終わるまでは残ってよっかなって思ってます」
『え、私待ち？！それはごめん。急いで終わらせるから』
紫「あ、いえ！そういう訳じゃ……」
『いやいやごめん！帰る準備してエレベーター前で待ってて！』
幸いにもあとは家でも出来る仕事しか残っていなかったので、データの保存をして急いで支度をした。
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パンダ(プロフ) - 涼杜兄妹さん» コメントありがとうございます！こんな幼馴染いたらいいな〜と思って書いたので、そう言っていただけて嬉しいです！モテモテDK岸くん、リアルにいたら絶対妬きますね！笑 (2021年2月18日 22時) (
レス) id: 955bae9589 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 岸くんのお話うれしいです！モテ期岸くん想像できて少し妬いちゃいます（笑） (2021年2月18日 0時) (レス) id: a89c13a921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンダ | 作成日時：2020年11月22日 21時
