記憶喪失になったら推し(？)がプロポーズしてきたんだが【青】

8話 ページ9

Aside

秋「お姉ちゃん退院おめでとう！！！」
『ありがとう』

入院から2ヶ月半
今日退院です
リハビリもして普通に歩いたりできる様になった
大抵の事は1人でできる

こ「おめでと、A」
『ありがとー退院日まで来るとはね』
こ「そりゃ未来のお嫁さんの退院日だもん」
『まだ言ってるの？』
こ「え、まだ惹かれないの？」
『なんで惹かれてる前提なの』

ころんくんは相変わらずこんな感じ
前より堂々としてるんだけど

秋「仲良いね」
『そうかなぁ』
秋「そういえばお姉ちゃん家どうするの？」
『え？』
秋「マンション、家賃払ってないから…」
『うわぁ…どうしよ…てかどこ住んでたっけ私…』
秋「それが分からないんだよ」
『待って、まさか私教えてない…？』
秋「うん」
『何してんのまじで』
秋「写真見たことあるけど荷物類は特に何も無かったけど…今から家探すの？」
『んー…』

家見たり契約したりってそんな出来ない…
ほとんど何も覚えて無いのに

こ「僕の家に住む？」
『え…』
こ「どうせ一緒に住むんだし、今からでもいいじゃん」
『だからなんで住む前提…』
秋「お姉ちゃんをお願いします！」
『えぇ…？』
こ「よし決まり！行こ！」
『…分かった』
秋「何かあったら連絡してね！」
『はーい…』

なんでこうなったんだ…

9話→←7話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す