2話 ページ3
秋side
お姉ちゃんがトラックにはねられた
お姉ちゃんは自分が死にかけの時でも他の人の心配をするほど優しかった
今は治療が終わって、沢山の管に繋がれてベッドで寝ている
お医者さん曰く
「目が覚めるかどうかはお姉さん次第」
だそうだ
お姉ちゃんは私が辛い時笑わせてくれた
シスコンでちょっとめんどくさい所もあったけど
お姉ちゃんがいたから頑張れた…
なのになんで…?
なんでお姉ちゃんなの?
あの時私が助けに行けば良かった
私はお姉ちゃんの手を軽く握って泣いた
「本当にごめんなさい」
後ろから声がした
秋「どちら様ですか…」
「僕はさっき助けて頂いた者です。僕の不注意でお姉さんがこんなことに…」
秋「いいんです…姉は昔っから人の為なら怪我をするお人好し人間だったので…」
この人…どこかで…
あ…そうだ
秋「あの、違ったらすみません」
「はい?」
秋「ころんさん…ですか?」
「…はい」
秋「今日、LIVE行きました、お姉ちゃんファンサしてもらって喜んでましたよ」
「そうですか…」
そんな話をしていたらお姉ちゃんに手を握られた
秋「お姉ちゃん…?」
『……ん…』
秋「お姉ちゃん!」
『…』
お姉ちゃんの目が開いた
私はすぐにナースコールを押した
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴーなっつです(プロフ) - ほいっぷさん» ありがとうございます、頑張ります (2022年5月16日 18時) (レス) id: 5962b5086b (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ - 好き。はい好き。更新ふぁいと!です (2022年5月14日 23時) (レス) @page10 id: 6ef936c04e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴーなっつです | 作成日時:2022年4月24日 13時