私と君と、君とあなたと(２) (ページ3)

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A「たしかに紫耀くんはアイドルみたいな存在なのかもしれない、、。

誰にでも優しいしかっこいいし、

そんな人がわたしと付き合ってるなんて

自分だっていまだに信じられない時あるけど

紫耀くんは情だけで誰かと付き合ったりなんてしない！

わたしは高校からしか紫耀くんを知らないし

あなたの紫耀くんへの気持ちがどれくらいあるかなんて

見える訳でもないから分からないけど

わたしだって紫耀くんのことが大好き。

それにわたしが居なければ付き合えたって言うなら

なんで自分の気持ちを伝えなかったの？

わたしはあなたと違って紫耀くんに自分の気持ちを伝える努力をした。

だからいまこうして付き合うことができたし、

わたしは紫耀くんが他の誰かと付き合ったりしても

こんなふうに呼び出してーーー。」

女１「うるさい！！！！！」

女は急にわたしの言葉を遮って一言そう言った。

わたしはびっくりして話すことをやめ、沈黙が流れる。

女１「黙って聞いてれば何なのよ！！

わたしに説教なんてしないで！！

あんたにそんなこと言われたくもない！！！

いま別れてくれればそれだけで良かったのに、なんなのよ！！」

女２「平野くんと付き合ってるからって偉そうに！！！

平野くんのこと分かったような言い方しないで！！」

女３「こんな女話しにならない！もう行こう。」

女１「一生許さないから！！覚えときなさいよ！！！」

そう言って３人はわたしの前から去って行った。