私と君と、君とあなたと(２) (ページ2)

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振り返った先に居たのは１年の時に同じクラスだった子が３人居て

わたしはすぐさま"話しってなに？"と聞いた。

女１「平野くんのことなんだけど、、、」

言いづらいのかその後の言葉が続かず少しの沈黙が続いていると

女２「別れてほしいの、平野くんと」

なんとなく予想はしていたが、

いざ目の前でこんなにもはっきりと言われてしまうとびっくりする。

A「えっと、、ごめん、それは出来ない。」

びっくりしつつもとりあえず何か言わなきゃと思い否定はしてみたが、

こんなことであっさり解決する訳もなく

女３「てか平野くんはこの学校のアイドルみたいな存在の人で

あんたみたいな人が付き合って良い人じゃない！！」

女２「そうよ！あなたは友達も居なくていつも1人で居るような子じゃない！

友達すら居ない人間が調子に乗らないで！！」

女３「それに平野くんは誰にでも優しいから、

昔からいじめられてる子とか1人でいる子とかを放って置けないの。

あなたと付き合ってるのは好きとかじゃなくて可哀想だからなの分からない？」

女１「わたしは小学校からずっと平野くんと同じで

あなたよりずっっっと前から見てきた！！

好きって気持ちもあたしの方が大きいし

あんたなんか居なければわたしが付き合えたはずなのに、、！」

そう言って涙を浮かばせながら話す女に対して

周りの2人は"大丈夫？"と言いながら背中をさすっていた。