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紫耀side
俺は毎週金曜日になると図書室に来て本を読んでいる早坂さんに
いつしか心惹かれていた。
サッカー部の俺は校庭から見える図書室を早坂さんを
もっと知りたい、もっと近寄りたいって思うようになっていた。
そんなある日、サッカー部の片付けをしていたとき
部員1「そういえば2年3組の早坂Aちゃんって
ちょーかわいいよなぁ〜。おれタイプ。」
部員2「タイプって言うか早坂みたいな顔は
誰でも好きなタイプの顔じゃね？
てか早坂って紫耀と同じクラスじゃなかったっけ？」
部員1「まじ？なんだよー、早く言えって。紹介してよ」
紫耀「いや〜でも俺、早坂さんと喋ったことがなくて。
ちょっと厳しいっす。」
部員1「そうなの？意外だな。
紫耀は誰とでも話すやつかと思ってた」
部員2「たしかに」
紫耀「なんていうか、誰かとつるむタイプじゃないから
話しかけずらいと言うか、、、」
部員1「お前分かってねぇなー！！そこがいいんだよ！
あのミステリアス？みたいな雰囲気がな！！！
まーでも良かったわ。」
紫耀「なにが？」
部員1「だってお前かっこいいから。
お前みたいなやつが気になってるなんて言ったら
勝ち目ないわ。。。」
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作者名：とぅーん。 | 作成日時：2023年6月4日 15時
