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長いようで短かった夏休みが終わり、まだ眠い目を擦りながら学校に向かう。
教室に着くとみんな夏休みの話で盛り上がっていた。
肌が白かった子が黒くなっていたり、少しぽちゃってしていた子が痩せてたり、、
みんな夏を満喫していたんだなぁと感じる。
「起立、礼」
「お疲れ様でしたー」
今日は午前中だけで授業は終わり。
すると
『ねぇ、早坂さんいる？？？』
その声にクラスのみんながざわめきだし
わたしは声の方に顔を向けると声の主と目が合い
『ちょっといい？』と言われ、わたしはコクリと頷いた。
急いで荷物をまとめて彼女の方に駆け寄る。
彼女は２年のとき同じクラスだった"山内亜莉菜"ちゃん。
山内さんはギャルで有名で、紫耀くんとも仲が良かった。
だけどわたしは山内さんと接点がなく、、、。
もしかして付き合ってるのがバレて、、、
なんて良からぬことを考えてると山内さんは空き教室入っていった。
亜莉菜「ごめんね、いきなり呼び出して。びっくりするよね」
A「ちょっとだけびっくりはしましたけど、大丈夫です」
山内さんは笑いながら正直だわ〜なんて言って本題を話始めた。
山内さんには大学生の彼氏がいて今年の夏、
わたしと紫耀くんが行った花火大会の射的屋でバイトをしていた。
彼氏は写真でしか紫耀くんを見たことはなかったが
あのイケメンを見間違える訳がないと言っていて、、、。
亜莉菜「そん時に彼女らしき人にAちゃんって言ってたから
もしかしてって思って。２人って付き合ってるの？？？」
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作者名：とぅーん。 | 作成日時：2023年6月4日 15時
