私と君と、君とあなたと(１) (ページ31)

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A「え？！そうなの？！

紫耀くんモテるから彼女居たことあるのかと思ってた、、」

紫耀「好きって思った子しか付き合いたくないから

今まで付き合ったことないよ。Aちゃんが初めて。

だから俺さっきめちゃくちゃドキドキしてたじゃん」

A「たしかにドキドキしてた」

紫耀「でしょ？だから俺もAちゃんと同じで、、」

A「そっかそっか。ごめんね？」

紫耀「よし！！お菓子でも食べようかな」

なんていきなり言って、ソファに座ってお菓子を食べ始めた。

2人でお菓子を食べながらテレビを見ていると

時刻はもうすぐで19時半になりそうだった。

紫耀「明日は学校だしそろそろ帰ろうかな」

A「うん、そうだね。駅まで送るよ」

紫耀「大丈夫！大丈夫！危ないから家に居て？」

A「でも、、」

紫耀「駅まで一緒に居たら俺、、

ほんとに帰りたくなくなっちゃうから、ね？」

A「、、分かった。気をつけて帰ってね。」

玄関でハグをしながら軽くキスをしてバイバイした。

いつもはこの家に1人で居ても何も思わなかったけど、

紫耀くんの帰った後の家はいつもより広く感じて

すごく寂しかった。