私と君と、君とあなたと(１) (ページ23)

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紫耀side

A「？！？！ここ駅だよ？？？」

紫耀「うん、知ってる」

A「周りに人居るよ？？？」

紫耀「大丈夫。夜であんまり居ないから。

俺だってAちゃんと離れたくない。だから少し充電させて」

Aちゃんも俺の気持ちに応えるかのように腕を回してくれて

俺はさらにぎゅっと抱きしめた。

少し経ってから、

紫耀「そろそろ行くね」

と、名残惜しい気持ちを抑えつつ電車に乗る。

電車に乗りながらさっきの出来事を振り返る。

Aちゃんを心配して会いに行ったら、

まさかこんなことになるとは、、、。

ほんとはまだ告白するつもりはなかったけど、

あのまま聞いていたらAちゃんが言いそうで焦った。

やっぱり告白は俺から言いたいし。

まー何はともあれ結果的には付き合えたし良かった！

駅に着いた俺は走って家に帰った。

お母さん「いきなり家飛び出したと思ったらやっと帰ってきたよ

ごはん出来てるからさっさと食べてお風呂入りなさいよー。

お母さんはもう眠いから寝るね、おやすみ〜」

紫耀「お母さんごめん、ありがとう。おやすみ」

AちゃんとLINEをしながら夕飯を済ませお風呂に入る。

寝る準備をしてベットに入るころには日付が変わりそうだった。