地獄からの解放 ページ9
三人称side
与謝野の異能によってありとあらゆる部分が
ピッカピカになった夢主の名前を入力が出てくる。
中島は思い切って一歩踏み出して、謝った。
「すみませんでした」
「はぁ…いいよ、許す。」
本来ならもっと思うところもあった。
しかし今の夢主の名前を入力には怒る気力など残ってはいなかったのだ。
少し誇らしげに泉は親指を立てている。
中島はそれに笑みを返す。
「そろそろ真面目に解決法を探さなければならん」
国木田が眼鏡をあげながら言った。
「そうだねぇ…でも、あれでまともに話し合いができるように見えるのかい?」
夢主の名前を入力のことを指しつつ太宰は国木田に返答する。今の彼女は自分の椅子に座って、死体のように固まっている。
「…無理そうだな、しばらく寝かせてやるか」
ーーーーーーーー夢主の名前を入力sideーーーーーーー
痛みを感じたのはいつぶりだろうか。
少なくとも、私が“異能者”であるとわかってからは感じることはなかった。
私の異能力は『三戒』
・武器を持たないこと
・仲間を傷つけないこと
もしこれが守れなかった場合24時間異能を発動することができなくなる。
異能の内容は守ることだ。
異能を発動している時の私は鉄壁で、
どんな異能攻撃も物理攻撃も熱も冷たさも
通ることはない。
吹き飛ばされることはあるけどね。
でも、超『有能』なのは変わりない
…?誰かが私を呼んでる?
目を覚まさなくちゃ
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夢主ちゃんの異能について質問がある場合は、コメ欄から質問してください。お答えいたします。
*三戒という異能の名前についてはお答えでき
ませんのでご了承ください
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作者名:ぴーちゃん | 作成日時:2019年8月20日 21時