愛しすぎて…【坂田銀時】改変版 弐

意外な客 ページ3

『いらっしゃいませー、』

聞いたことのある声、江戸っ子口調

声のした方に振り向いてみれば、
「お、前の姉ちゃんじゃねえかぃ」

『沖田さん！お久しぶりです』
「キャバの後は甘味屋ですかぃ、忙しい奴ですねぃ」

『あれは、臨時で仕方なく働いていただけです！』

にやりとした笑みの嫌味に反論する


それよりも、気になっていた疑問をぶつける


『仕事はどうしたんですか？非番なんですか？』

「仕事という名の、サボりでさぁ」


さぼってるんだ…


ひきつった笑いで相づちを打った


『あ、団子と饅頭でしたっけ？すぐお持ちしますね』

本来の目的を思いだし、ささっと用意して手渡す


『お会計、450円です』


「へい、じゃ、また来やす」

『お待ちしてます』

と沖田さんが帰ろうとした瞬間、


「総悟…、ここにいやがったのか」



「げ、ばれちまった」




意外なお客さんが、また一人来店した


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