ﾄﾜにﾈｶﾞｳ (ページ22)

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部屋の外から中にいるラウを呼べば

何故か号泣してる康二を抱っこして

廊下まで出てきた。

深『涼太、やっぱ部屋連れてこうと思うんだけど……どうしたの？』

ラ『いやぁ…………それが、……』

康『ﾋｸﾞｯ……おれ、の、せいぃ……(泣)』

深『康二泣きすぎ。笑どうしたの？』

康『お、れのっ……せい、やからぁｯ……』

ラ『僕じゃどうにも出来なくて……すみません、』

深『んー……ラウ、涼太のこと頼んでもいい？』

ラ『え、僕、ですか？』

深『うん。ラウが病室戻るまでに、看護師さんたちには連絡しておくから。向こうに阿部ちゃんも待機してるしさ。』

ラ『……はい。』

深『大丈夫。いつも通り、お薬使って？』

ラ『……わかりました。康二くんのこと、よろしくお願いします。』

深『ん、涼太のこと、お願いね。涼太？ラウが一緒にお部屋戻ってくれるってよ。良かったね。阿部ちゃんもお部屋に待っててもらうからね。』

涼『んっ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……ら、ぅ……ﾋｭｯ……』

ラ『涼太くん、一緒に戻ろうね。』

ラウに涼太を頼んで

病棟で待機してる看護師さんと

俺と同期の阿部ちゃんに連絡して……

よし、これで大丈夫。

康『うぇぇぇぇぇぇ、(泣)』

問題はこっちだな、……笑

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