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「ジェノ、さすがに今のは言い過ぎだよ。Aに悪気があったわけじゃないこと、お前もわかってるだろ」
「分かってるよ。でも、俺はヒョンたちとは違って、はいそうですかって受け入れられるほど冷静な人間じゃない。
そうだってこと、ヒョンもわかってるでしょ？」
彼の声は低く静かで、ひどく落ち着いているように見えた。でも、ところどころ震えていて、その節々に彼の怒りや混乱を感じた。
今まで、マクヒョンをはじめ、誰も俺を責めることはなかった。大変だったね、気づいてあげられなくてごめんね。そうやって声をかけて、優しく抱きしめてくれた。
それが本心ではなかったとは思っていない。ただ、彼らはみんな本音を隠していたはずだ。それが、俺を傷つけるものだと分かっていたから。
Aは被害者だ。そう見ることもできるかもしれない。俺も、みんなが優しい声をかけてくれる度に、辛い思いをしていたのは自分だったのだと、みんなは許してくれているんだと思ってしまっていた。
でも、ここにいる7人だって被害者だ。ヒョンが言ったように、はいそうですかって受け入れられるわけがない。
特に、ジェノヒョンはジェミニヒョンの親友なのだから。
「…ジェノヒョン、本当にごめんね」
俺が言えるのはその言葉しかなかった。振り返ったマクヒョンと、正面に立っていたジェノヒョンがこちらを見る。
俺は、5年間みんなを騙していた。
ジェミニヒョンという立場を借りて、愛を受け取って、暖かさに抱かれて。
全部全部、自分に向けられたものでないと分かっていながら、その夢の中にいたいと思った。ジェミニヒョンと、彼の大切な6人と、シズニが作り出す夢の中に。
若くしてデビューした7人は、まともに学校に通うことができなかった。同級生と呼べる人はいたとしても友達と呼べる人間は学校生活ではほとんどいないに等しい。それくらい、人生を懸けて「大人の世界」と呼ばれるこの世界で幼い頃から生きてきた。だからこそ、彼らの5年間は青春に値する美しいものであり、7人同士は友人を越える存在になったんだ。
俺が今までやってきたことは仕方がないことだとしても、決して許されることじゃない。
「…なんで、あの時言ってくれなかったの」
苦しそうにそう言ったジェノヒョンは、唇を噛み締めると走って部屋を出て行った。ドンヒョギヒョンが彼の名前を叫ぶも、その姿が戻ってくることは無かった。
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ジュン(プロフ) - えみさん» 3月から4月への変わり目は特に忙しいですよねTT お気になさらないで下さい！お疲れ様です😊 了解しました！では私の方からえみさんの方にメッセージを送らせて頂きますね！ (2022年4月4日 23時) (
レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» 月末月初で忙しくしてました😭返信遅くなりごめんなさい。。色々と調べていただきありがとうございます！ご提案いただいた方法で大丈夫です。ありがとうございます！ (2022年4月3日 17時) (レス) id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» えみさんと私の間でしか見れない内容で会話をすることができるようです。ですので、その方法でも宜しいでしょうか？気になることや不安なことがありましたら気軽に言ってくださいね！💚 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» いえいえ！お気になさらないで下さい！お声をかけてくださった事をとても嬉しく感じていますから😊調べてみたところ、プロフを作っていれば使えるこみゅ(COMMU)のメッセージ機能を使うと、 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ございません。素敵な作品をありがとうございます🥺 (2022年3月30日 19時) (レス) @page8 id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2022年3月27日 23時
