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「みんな気がついてたと思うけど、最近俺とドンヒョクがドリムの宿舎に行ってなかったのも、マネヒョンと作業をしてたのも全部このことについてやってたんだ。
今日説明しようと思ってたから、今日まで曖昧にしていてごめん。リーダーなのに、みんなを不安にさせてごめん」
頭を下げた。みんなはそのヒョンの姿を見つめる。ううん、と首を振ったのはチョンロだった。
「何かやってるとは思ってたけど、予想外すぎてびっくりしてるよ。
ヒョンが謝ることじゃない。でも、気持ちを伝えてくれてありがとう」
顔を上げたヒョンが安心したように表情を緩める。ロンジュニヒョンやチソンも、チョンロに同意するように頷いた。
「…A。元気にしてた？」
ロンジュニヒョンが少し辿々しく問う。うん、と返す。ヒョンは、よかった、と目を細めた。
「黒髪似合ってるね」
「ありがとう。ヒョンも、金髪すごく似合ってるよ」
「ふふ、Aに言われると照れるなぁ」
こっちにおいで、とヒョンは手招きをする。立ち上がって机の淵に沿うように周ってロンジュニヒョンの元へ向かうと、腰を上げたヒョンは両手を広げて俺を抱きしめた。ポンポン、と背中が優しく叩かれる。優しい柔軟剤の香りがした。ああ、宿舎で使われてる匂いだ。脳裏に懐かしい部屋が浮かんだ。
「今まで、ごめんね。ありがとう」
「…俺も、ごめん」
身体を離したヒョンは「ありがとうは？」と揶揄うように言った。少し恥ずかしい気持ちになりながら、ありがとう、と言うと満足げにまた俺を抱きしめた。
視界に入る薄い金髪の向こう側から近づいてきたのはチソンだった。彼は俺を不思議そうな瞳で見ると「本当にA？」と訊いてきた。すごくジェミニヒョンみたいだよ、と。
「俺だよ。練習生の時にチソンが気になってた女の子の名前言おうか？」
「あああ、やめてやめて。もういいよ、本当にAだ」
クスクス、と笑う。チソンはロンジュニヒョンの上から長い両手をまわした。ぐるしい、とこもったヒョンの声がする。その後、様子を伺うようにチョンロが近づいてきて、マクヒョンやドンヒョギヒョンも安心したような表情で会話に参加した。
思っていたよりも深刻そうな雰囲気はすぐに去って行った。5年前のように楽しく会話をすることができて、心の隅で不安定なものを感じながらも、安心したものが勝っていた。
彼が、その瞳で俺を見るまでは。
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ジュン(プロフ) - えみさん» 3月から4月への変わり目は特に忙しいですよねTT お気になさらないで下さい！お疲れ様です😊 了解しました！では私の方からえみさんの方にメッセージを送らせて頂きますね！ (2022年4月4日 23時) (
レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» 月末月初で忙しくしてました😭返信遅くなりごめんなさい。。色々と調べていただきありがとうございます！ご提案いただいた方法で大丈夫です。ありがとうございます！ (2022年4月3日 17時) (レス) id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» えみさんと私の間でしか見れない内容で会話をすることができるようです。ですので、その方法でも宜しいでしょうか？気になることや不安なことがありましたら気軽に言ってくださいね！💚 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» いえいえ！お気になさらないで下さい！お声をかけてくださった事をとても嬉しく感じていますから😊調べてみたところ、プロフを作っていれば使えるこみゅ(COMMU)のメッセージ機能を使うと、 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ございません。素敵な作品をありがとうございます🥺 (2022年3月30日 19時) (レス) @page8 id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2022年3月27日 23時
