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「…ヒョンは俺らが気が付かないと思ってたの？ずっと俺らのこと騙し通せると思ってたの？」
段々と声が小さくなって、か細いものになっていく。マネヒョンの握る拳は震えていた。
「この前、ジェミナを問い詰めたんだ。最初ははぐらかされたんだけど、俺が知ってること全部話したら本当のこと話してくれた。…あいつ、泣いてたよ」
「自分のためにやりたい事や言いたい事を押し殺して5年も頑張ってくれたのに、もう会えないって」眉間に皺を寄せ、苦しそうにドンヒョクは言葉を吐いた。マネヒョンはその声を聞きながら俯いていた。「汚いよ、本当に汚ねぇ」互いに向き合う彼らの顔は、苦しそうだった。
「…だけど、5年も一緒に過ごしてきてその真実に気がつけなかった自分が1番汚ねぇよ」
俺が心の隅で思っていたことを、目の前の弟は全て口にしていた。自分の今の行動がこれからの活動に影響を及ぼすかもしれないのに。俺はそればかりを気にしていて本心を言えずにいたのに、ドンヒョクはそんなことすら気にしていないようだった。結局俺は、自分のことしか考えていなかったんだ。
目の前の弟より、俺の方がずっとずっと汚い。
「…マネヒョン。きっと色んな理由があって、そうせざるを得なかったんだと思います。でも俺らはジェミナとAは全く別の存在だと思っているし、だからこそAに申し訳ない気持ちでいっぱいなんです。お願いだから、Aがどこにいるのか教えてくれないでしょうか」
こちらに視線を向けたヒョンの瞳には水の膜が張っていた。頭を深く下げる。グス、と鼻を鳴らしたヒョンは口を開いた。「…今までごめんな」
「カトクにAの連絡先が入ってる。俺からあいつの居場所を聞いておくから、後で会いにいけ」
ごめんな。もう一度そう言ったヒョンの言葉はやけに重く感じて、今まで色んな出来事をうまく抱えて対処してきた大変さを感じた。
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ジュン(プロフ) - えみさん» 3月から4月への変わり目は特に忙しいですよねTT お気になさらないで下さい！お疲れ様です😊 了解しました！では私の方からえみさんの方にメッセージを送らせて頂きますね！ (2022年4月4日 23時) (
レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» 月末月初で忙しくしてました😭返信遅くなりごめんなさい。。色々と調べていただきありがとうございます！ご提案いただいた方法で大丈夫です。ありがとうございます！ (2022年4月3日 17時) (レス) id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» えみさんと私の間でしか見れない内容で会話をすることができるようです。ですので、その方法でも宜しいでしょうか？気になることや不安なことがありましたら気軽に言ってくださいね！💚 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - えみさん» いえいえ！お気になさらないで下さい！お声をかけてくださった事をとても嬉しく感じていますから😊調べてみたところ、プロフを作っていれば使えるこみゅ(COMMU)のメッセージ機能を使うと、 (2022年3月31日 4時) (レス) id: 2f0aad5d81 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - ジュンさん» こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ございません。素敵な作品をありがとうございます🥺 (2022年3月30日 19時) (レス) @page8 id: 9192d71aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2022年3月27日 23時
