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次、志賀さんから連絡がきたらキチンと会って話そう
素直に、自分の気持ちを伝えよう
ただそれだけを胸に彼からの連絡を待った
ところが待てど暮らせど、彼からお誘いの連絡が来ることはなかった
大学には来てるのかな‥‥
私はただの自意識過剰なやつだったのだ
風の噂で、加藤は束縛彼氏と結局別れることになったと聞いた
志賀さんに会うことなくただ製作に追われる毎日だった
息抜きを兼ねていつもの女子会
深夜の居酒屋で下世話な話しをして盛り上がっている
が、この手の話しは私はいつも聴く専門だ
「そういえば加藤、別れられてよかったね」
「ありがとう〜ほんとスッキリ」
「次はもっとイージーな人いきなよ」
「そうだね〜志賀さんみたいな紳士いきたいところなんだけどね」
「志賀さんの城壁は高そうだよね、、ワンナイガイはどうなったの？」
「あれから結局会えてないままだよ。メッセージはくれたけど、脈なさそう」
え？
ワンナイガイって、志賀さんのことじゃないの、、、？？
「あのさ、、加藤、ワンナイガイって、志賀さんのことじゃなかったの？？？」
「ちょ、みょうじ本気なの？？志賀さんとはお金払ってでもお願いしたいよ！！」
「その言い方はちょっと、、でも、ピンヒール志賀さんから返してもらったんでしょう？」
「そうだけど、志賀さんの先輩なのその人。っていうか絶対知ってると思うけどそのガイ。同じ集団内に居るから」
「ガイ！！もしかしてナイスガイの須貝さん？！」
「あーごめんごめん、紛らわしいよね、ちゃんとガイが居たねそういえば。違くて、川上さん」
「あ、、そうなんだ、、とにかく志賀さんにじゃないんだ‥‥‥」
「違うよ〜そうだったらそうって言うよー！」
「そう、そうか‥‥」
そうだったのか‥‥‥
早とちりだったのか‥‥‥
あの時、素直に聞き返していれば
勘違いして煮詰まることもなかったんだ
「ちょっとみょうじ聞いてるー？」
その後、しばらく上の空だった
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playg(プロフ) - さきもとさん» コメントをありがとうございます。志賀さんの紳士的な面や、芸術に傾倒する知的な部分に惚れ僭越ながら書かせていただきました。読みにくいところもあったかと思いますが、読んでくださるさきもとさんはじめ、皆さんのお陰で完結いたしました。感謝感謝です！ (2018年9月30日 16時) (
レス) id: 45c3b09e14 (このIDを非表示/違反報告)
さきもと(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。アクリラ完結おめでとうございます、そして最終話まで執筆お疲れ様でした。QKタグ検索にてこちらの連載を見つけ素敵なお話だなとドキドキしながら読ませて頂きました。拙い感想ですみません、改めまして完結おめでとうございます。 (2018年9月30日 0時) (レス) id: eac32ad90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JBplay | 作成日時：2018年9月8日 16時
