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その日も
その次の日も
次の次の日も
その週末も
志賀さんとは会わなかった
会いたくなかった
好きだから、会いたくなかった
毎回LINEで断りのメッセージを入れると
志賀さんは「いつもありがとう、また時間がある時によろしくね」と言っていつもの優しい志賀さんである
誠実だと思ってたのに、、
私に特別優しくしてくれているんじゃないかと思っていたが
結局はみんなに優しいただのステキな人なのだ
そして、加藤みたいな絵に描いたようなスタイルの良い美人と酒の勢いで寝ちゃうような人なのだ
胸の辺りがグッと詰まるような気分だった
「もしもしねえさん‥‥しんどい」
「おつかれみょうじ、どうしたの？」
「志賀さんのこと好きになったところだったのに、苦しい」
「ほう。とりあえず話してみ？聞いてやる」
「志賀さんは好きになっちゃいけないタイプの人だったの‥‥‥」
約1時間ほど話しただろうか？
電話口のねえさんは吹き出した
「ごめん、笑っちゃって‥‥」
「面白いポイントなんてあった？」
「ほんとみょうじはまっすぐだね」
「どういうこと‥‥？」
「まっすぐだけど、ほんと素直じゃないね。素直になりなってこの前言ったとこじゃん」
「素直、、か。そういえばそうだったね‥‥」
「みょうじは自分が傷付きたくないから逃げてるだけだよ。厳しいようだけど」
「‥‥‥」
「玲太くんとちゃんと向き合ってきな」
「でも志賀さんは加藤と、、」
「切るよ〜」
「えーーねえさんちょっと待ってよ」
「玲太くんと会った後にまた連絡しておいで」
「‥‥‥わかった」
「素直でいいじゃん。じゃあまたね〜」
秋の空気感も相まって、肌寒くて、寂しい
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playg(プロフ) - さきもとさん» コメントをありがとうございます。志賀さんの紳士的な面や、芸術に傾倒する知的な部分に惚れ僭越ながら書かせていただきました。読みにくいところもあったかと思いますが、読んでくださるさきもとさんはじめ、皆さんのお陰で完結いたしました。感謝感謝です！ (2018年9月30日 16時) (
レス) id: 45c3b09e14 (このIDを非表示/違反報告)
さきもと(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。アクリラ完結おめでとうございます、そして最終話まで執筆お疲れ様でした。QKタグ検索にてこちらの連載を見つけ素敵なお話だなとドキドキしながら読ませて頂きました。拙い感想ですみません、改めまして完結おめでとうございます。 (2018年9月30日 0時) (レス) id: eac32ad90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JBplay | 作成日時：2018年9月8日 16時
