62 あなたside ページ12
パッと目に入った天井が
自宅のものでは無いことに気付く
あれ、
そうだ...ここは東京
冬でも湿っぽい、世界有数の大都市の一角
俗に言う”男の家”で目が覚めた
だけどベッドには自分1人だけ
そういえば夢だと思っていたが
ベッドから伊沢くんが抜け出して行ったのを薄っすらと覚えている
どこに行ったんだろう?
仕事ならそう言ってくれればいいのに、気を遣わせたのだろうか
しっかり時差ボケで昼近くまで寝てしまっていたようだ
さっきまで一緒に寝ていたお布団
伊沢くんが使っているお布団だ、と思い何気なく抱きしめてみる
外は寒そうだが昼前の布団の中は暖かく、
伊沢くんの香りがしてそれはそれは幸せな気分だ
少しの沈黙の後、のそりと起き上がってひとまずシャワーを浴びることにする
勝手知ったる男の家
ほんの少し申し訳なく思いながらバスタオルを拝借するも
部屋を見渡すと安定に散らかっていたので少し呆れ、しゃーない片付けながら身支度でもするか、と、洗濯するべきであろう衣類を拾いながら風呂場へ向かった
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JBplay(プロフ) - レスが遅くなりましたが、皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました。他シリーズも完結に向け、書きます!最後までお付き合いよろしくお願いいたします。 (2019年10月12日 0時) (レス) id: 4bc194319c (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - なんと言葉にすればいいのか分からないけれど、すごく、好きです。寝るのも忘れてシリーズを1から読みました。とても愛しい気持ちになりました。もう4ヶ月前になりますが、お疲れ様でした。 (2019年8月13日 16時) (レス) id: 32474c58a6 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - すごい好きです。更新楽しみにしてました。お疲れ様でした。 (2019年4月28日 0時) (レス) id: 7e3df2d987 (このIDを非表示/違反報告)
最大値(プロフ) - 完結おめでとうございます!突然の完結でびっくりしてしまいました…笑本当に大好きなシリーズなのでまた読み返したいなぁ…と思います。更新お疲れ様でした。 (2019年4月17日 0時) (レス) id: 25f5a141a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:JBplay | 作成日時:2018年11月23日 1時