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[琳が共同戦線を組みたいだって。]
早速零にメールを送る。すると、その時に携帯を見ていたのか、すぐに返信が来る。
[要相談事項だな。明日、いつもの講義室で]

2チームが合同になれば、戦力としては強い。だが、勝利の枠に入る確率が減るのと、裏切りの怖さがある。正直、どっちつかずである。どちらがいいのか自分だけでは決められない。母の「美紅、ごはんできたよー」が聞こえたので、食卓に顔を出す。

夕食はオムライスだった。お店に出てくるようなもので、ケチャップ風ソースと白いソースがかかっている。母は料理が得意なのだ。私は真ん中から先にほおばった。

翌日の昼のこと。
零が言っていたように、ちょっとした会議がある。……3rdまであと6日だと言うので、猶予を持たせすぎていると思ったが、今は関係なかった。

「琳がああ言ったのだから、琳のチームでは意見が固まっているのだろうね。」
「梶原くん?のチームも交えて多数決をとると、共同戦線を組むことになるだろうから、私はありだと思う」
生徒会副会長の権限なのか、蓮華さんの鶴の一声で共同戦線を組むことになった。英二さんが、ハルにプログラムを追加した。

***

「お前……選抜戦に猶予を与えすぎではないか?」
私はボスにそう言われていた。実際、選抜戦までの時間はかなり与えた。下準備がよくないと、結果は良くならないと思うのだ。
「でも、そうしないと本当に勝てるメンバーがわからないじゃない。」
「私はあと1戦ちょちょいと戦えば決まるというのに。遅すぎよ。」
第2Masterであるマキコが言う。逆に、それでは早くないかと思ってしまう。
「いや、マキコが早すぎる。『ナナセ』のスピードで十分だ。『本当の戦い』はだいぶ先だろう?」
「オサムまでナナセの味方するの?」
オサムとマキコが口論している中、私はボスに呼び出される。
「これからも頑張れよ、ナナセ」
ナナセこと私は、いつもより元気に返事をした。口論は、オサムの方が優勢だった。

遅れましたすみません(byどれみ)

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設定タグ:学園×能力(×ミステリ) , 市販書き(一次創作) , オリジナル作品
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夢詩どれみ(プロフ) - riiuさん» ありがとうございます(^ ^)タイトルには画像を使っています。 (2019年6月26日 22時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 凄いですね…!!所で、タイトルの文字ってどうすればそんな風に出来るんですか? (2019年6月26日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
夢詩どれみ(プロフ) - さぬきさん» ご指摘ありがとうございます!書き直します! (2019年5月7日 18時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
さぬき(プロフ) - 失礼します、学園モノ好きなので、とても面白いです!3点リーダーを2の倍数セット使うと小説っぽくなりますよ、これからも頑張ってください! (2019年5月7日 17時) (レス) id: 640a4ce08b (このIDを非表示/違反報告)
秋桜うさぎ(プロフ) - 篝雫ーカガリシズクさん» いえいえ!こちらこそ読んで頂きありがとうございます! (2019年3月25日 9時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢詩どれみ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月11日 9時

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