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この人は仮面ライダーだって脳に直接伝わってくるのはどうしてだろう。いつも考えていた。
ソウゴくんやゲイツくん。そして最良の未来のために…わたしに何か出来ることがあるんじゃないか。
仮面ライダーキカイが戦っている間、そんなことばかり思っていた。
.
.
｢いつまで寝ている！アナザーライダーが現れた。すぐに来い！｣
｢はい！！｣
急いでゲイツくんの元へ向かう。
｢しかし変な夢見たなぁ｣
｢わたしも…なんかね、仮面ライダーキカイに会っちゃった｣
｢…俺も同じ夢みた、機械か、人間か？って聞かれてそれで…｣
｢そう、それ！！不思議だなぁ…｣
わたし、ソウゴの夢に介入した…？
それともソウゴくんがわたしの夢に…？
ソウゴくんといる不思議なことがたくさん起こる。
それにしてもジオウIIってほんとにかっこいい！！！！()
ゲイツくんとソウゴくんがアナザーライダーを倒した後も何故か胸騒ぎが止まなかった。
｢契約者が居ない…どうして？｣
｢まぁ、倒したからいいんじゃない？
よし、俺勉強あるから帰るね、行こ！A｣
｢そうだったな…｣
.
.
｢よーしソウゴくん、さっきの続きしよっか！｣
｢うん！勉強勉強！！｣
ソウゴくんが問題を解いてる間、ほんとにやることが無くて正直めちゃくちゃ眠たい。()
あぁごめんねソウゴくん…わたしは睡魔と食欲には勝てない…の…
そう思いつつ眠ってしまった。
｢あれ、またここ…？あっ、さっきの…！！
って、ソウゴくん！？｣
わたし達の前を歩く仮面ライダーキカイに変身した男の人。
｢A！｣
｢よう！また会えたな、常磐ソウゴ、それにAも｣
｢えっ…俺とAの事知ってるの？｣
｢俺の名前は真紀那レント。仮面ライダーキカイだ！｣
わたしとソウゴくんの肩を少し強めに叩くレントくん。ニコニコしてくれてなんだか優しそう。
｢よろしくね！｣
｢よろしく！これって俺の夢だよね？｣
｢夢っちゃ…夢だな｣
何故かわたしを見てそう言った。これはソウゴくんの夢なの…？じゃあなんでわたしの意識が…
向こうからレントくんを呼ぶ子供達の声がする。
｢またヒューマノイズが出たの？｣
ヒューマノイズ…？聞きなれない言葉に耳を擽られる。
｢あぁ。もう心配すんな。みんなは大丈夫か？｣
｢大丈夫大丈夫。レントこそ、エネルギー使ったんじゃない？｣
｢充電やってよ〜！｣
｢充電！充電！充電！｣
子供たちの充電コールにわたしとソウゴくんも参加した。()
続く (更新停止中)
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作者名：ふぁ | 作成日時：2019年2月3日 2時
