会いたいよ (ページ1)

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聡『えーまた親子丼？』

勝『文句言うなら食べなくて良いし』

マ『勝利君が当番のときいつも親子丼…』

勝利が親子丼を人数分
テーブルに並べている。

聡とマリウスは文句を言いながらも
手伝いをしていた。

風『あー腹減った〜！
ってまた親子丼かよ』

自分の部屋から出てきた風磨は
テーブルの上の親子丼を見てツッコんだ。

聡『だよね？！そう思うよね！？』

いじけている勝利を見て
他の3人は笑っていた。

健『ただいまー。
なんかめっちゃ良い匂い、、
わーなんかこの匂い先週も嗅いだ気がする』

みんなより少し遅く健人が帰ってきて、
案の定親子丼にツッコミを入れた。

勝『あーもう！
みんなの分俺が食べるからね？』

笑いながらも結局全員が
綺麗に平らげた。

学生寮に住んでいる5人。

でも他の生徒とは
ちょっと…いや、かなり特別扱いをされていて…

5人だけが暮らせる寮。

その5人は幼馴染で
小さい時からずっと一緒で

それぞれの両親がいろんな形で
この学園に支援寄付したおかげで
息子達もVIP扱いされていた。

だだっ広い校舎の中に隔離されていて
普通の生徒は通ることは許されない。

でも5人は女子生徒から
言い寄られることは日常茶飯事だった。