後輩の1人、相方の彼女 ページ3
カンタside
『あー！お久しぶりです』
明るい笑顔で登場する彼女に若さを感じる。
こんな子と毎日一緒にいるトミーまで若返りそう。
そんなのは置いといて、どうして俺を呼び出したのか知りたい。Aちゃんと2人で会うのは本当に久しぶりだからやけに緊張するし。
『あの、本当に突然で申し訳ないんですけど、踊ってみたやりません？』
カ「…ん？踊ってみたってあの？」
『小豆ちゃんの専門分野です』
カ「急だけど何踊るとかあるの？」
『君と夏フェスです』
カ「おお…」
絶対難しいし2人で踊るの？色々問題発生しそうだけど大丈夫かな。
『あ、知義と雄大も一緒です。だからシトラスと水溜りボンドのコラボってことになりますね』
カ「そういうことか！じゃあ頑張るかな」
『よし！言いましたね？絶対やってくださいよ？』
カ「言ったからにはやるけど、断ると思ってたの？」
『私が頼めば1番断りづらいだろうということで、雄大と知義が私をここに送りました』
カ「なんだそれ。たしかに断りづらくはあるけど誰に頼まれてもやるよ？」
『だってカンタさんダンス苦手だし嫌かなって』
カ「嫌ではない！ていうかAちゃんはダンス得意なん？」
『そこまでちゃんとやったことはないからわかんないです』
カ「とか言ってそこそこできそう」
『カンタさんよりはだいぶ』
カ「ちょっと！」
この子なかなか言うよな。
テンポの良さがトミーと話してるみたい。
でも気を遣いつつもちょくちょくディスってくるタイプの会話は珍しくて新鮮だ。
もしこの2人に子どもが生まれたら、その子はきっとよく喋る面白い子になるんだろうな。
あと顔絶対可愛い。
『じゃあ君と夏フェス決まりですね。ちなみに私小豆ちゃんファンなんで最後まで振りわかります』
カ「抜け駆けじゃん！」
『いやごめんなさいファンなんで。なんなら小豆ちゃんの踊ってみたYouTubeに上がってるやつは全部踊れます。流石にニコ動のは踊れないけど』
カ「トミーより小豆ちゃんのこと好きじゃん」
『それとこれとは別です！』
まったく、わかってないなあなどとぶつぶつ言いながらスマホを取り出すAちゃん。
『あ、知義がお呼びです。どうやら私がヘアアイロンを自分の部屋に持ち込んだせいでどこにあるかわからないみたいです』
カ「帰ってやりな笑」
『はい。それじゃあまた。失礼します』
トミーとヘアアイロン一緒に使ってるんだ。
ほんとに仲良いな。
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星空夢月(プロフ) - 待って真白ちゃんの誕生日私と同じでビックリしました！ (2020年12月31日 12時) (
レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
Miir-みーる-(プロフ) - トミーさんが尊すぎて頭を抱えて叫びたいです(( (2020年12月3日 21時) (レス) id: edc9e39909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもち | 作成日時：2020年11月14日 16時
