時間。 ページ25
お腹もかなり大きくなり、胎動も強く感じられるようになった頃
マークは仕事が少し落ち着き、家での時間が多くなった。
MK「Baby〜、君は本当によく食べるね？
こんなに沢山食べるママ初めて見れたよ〜
ありがとうね？笑」
「爆食いしてる私の事バカにしてるの？笑」
MK「そんなわけ！ただ、大変な時期も見てきてるから
美味しそうに食べてるのを見ると嬉しいんだよ。」
私の頭を優しく撫でる彼は、よく食べる私を見て幸せそうに微笑んでいた。
MK「babyちゃんはどんなスタイルの歌が好きになるのかな？
俺のギター使ってくれる日が来るのかな〜」
彼はギターを指で軽く弾きながらお腹に向かって話しかけていた。
最近はお腹を蹴飛ばす事もよくあって、少し痛いと思う事もあったりした。
そんな時にマークのギターの音を聴かせると、静かになるのだ。
不思議なもので、SNSで調べてみても特に何も書いていなかったけれど
きっとお腹の子も聞き惚れているに違いない。
「きっと、ギターの音で心地良く寝ちゃうくらいの子になるだろうなぁ」
私がそう言えば、彼は軽く笑って
可愛いなぁ…と呟いた。
MK「本当に…早く会いたい。」
「あとどれくらいだろうね〜、でもあと少しな気がするな」
MK「何ヶ月か経てば、この家には3人いるって事？
…わぁ、不思議だな本当に笑
待ち遠しいよ、」
「本当だね」
私の肩を抱いてそっと寄り添う彼の肩に頭を置けば、ゆっくりと流れていく時間に身を任せていた。
MK「性別は…俺には内緒？」
「うん、産まれてからのお楽しみ笑」
MK「えぇ〜、尚更早く会いたくなってきたよ笑」
私のお腹をそっとさする彼の手に光る指輪を見つめ
出会った日の事をふと思い出した。
あの日からもう6年程経っているのだと思うと
やけに不思議で
それと同時に、彼に出会えて本当に良かったと心から思った。
「私と出会ってくれて、好きになってくれてありがとう」
MK「…いきなり、照れるな笑
こちらこそ、俺にずっとついて来てくれてありがとう。」
これからの未来を歩く2人の手には
小さくて愛おしい手が握られている。
私達をパパとママに選んでくれてありがとう、baby
初めての事で何も分からないけれど、どうぞよろしくね？
愛してる。
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pkpk(プロフ) - sjさん» こんにちは、ご覧いただきありがとうございます✨🙌 リクエストありがとうございます！元々書こうか迷っていたので、是非パパなマークも楽しみにしていてください〜！！❤️ (2023年5月5日 18時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
sj(プロフ) - いつもお話し楽しく読ませて頂いてます〜♡良ければマークがぱぱになったときのお話も読んでみたいです♪ (2023年5月3日 10時) (レス) id: 0d073d799f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2023年4月25日 20時
