今日も。 ページ2
朝6時
彼の携帯のアラームに気が付いたのは私だった。
そっと震える携帯を止めて、ベッドから起き上がると
モゾモゾと彼も身体を起こして目を擦っていた。
MK「…A寝てていいよ、
俺準備するだけだし…」
恐らく昨日の呑みすぎで頭が痛いのであろう、彼はコメカミを押さえながらゆっくりと立ち上がった。
「ばか、…昨日あんなに呑んじゃうから…
もう少し寝てて？
また時間になったら起こしに来るから大丈夫」
MK「…ありがとう、」
どすんと音を立ててベッドへ座り込んだ彼に勢いよく手を引かれ
彼の身体にすっぽりと収まる私を
これでもかというほどに強く抱き締める彼。
MK「…良い匂い…
やば、…」
お決まりの首筋の匂いを思う存分に嗅ぐ彼はきっと
前世は犬だったのだろうなと微笑ましく思うと同時に
彼の傷んだ髪が首をなぞり、くすぐったくて仕方がない。
「…帰ってきたらね？」
MK「あぁぁぁああ今日も頑張ろ、頑張れる…すぐ帰るよ…」
こんなに長く一緒にいる癖に、飽きないのが不思議に思うほど求める回数が多い彼が
今日も可愛くて、愛おしくて堪らないのです。
新婚ならではの、行ってきますのキスをして
彼を玄関まで見送れば
ガチャリと完全に閉まったドアを見つめ
今日も何事もなく彼の仕事が終わる事を祈るのみ。
「今日も一日、彼が幸せでありますように…」
靴棚の上に置かれた2人の写真を見つめ
彼の笑顔に心が暖まる朝。
今日も1日が始まります。
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pkpk(プロフ) - sjさん» こんにちは、ご覧いただきありがとうございます✨🙌 リクエストありがとうございます！元々書こうか迷っていたので、是非パパなマークも楽しみにしていてください〜！！❤️ (2023年5月5日 18時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
sj(プロフ) - いつもお話し楽しく読ませて頂いてます〜♡良ければマークがぱぱになったときのお話も読んでみたいです♪ (2023年5月3日 10時) (レス) id: 0d073d799f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2023年4月25日 20時
