5. ページ5
久しぶりに感じる彼の温もりと共に朝を迎えた。
目を開けた時に、彼の姿が見えるのがとても幸せで
堪らず抱きついてしまったその衝撃で彼は目が覚めてしまったようだ。
あくびをしながら私の頭を撫でる彼の手はとても温かくて、愛おしい。
JM「もう起きたの？おはよ〜」
「ごめん、起こしちゃって… おはよう」
私からのごめんという言葉が苦手な彼は、またそんな小さな事で謝るの〜…と不貞腐れていた。
彼のいつもの生活を近くで見ているからこそ出てくる言葉だとは彼の前では死んでも言えない。
JM「コーヒー淹れるけど、飲む？」
「私淹れるよ？」
いいのいいの、と寝癖をつけながらリビングへとゆっくり歩いていった彼の後ろに続くと
2人で行動する幸せが一気に込み上げる。
「ジェミナ…」
JM「ん〜？」
彼の横顔はとても綺麗だ。
まつ毛も長く、鼻も高い。
そんな彼が、幸せそうに口角を上げながら私と過ごしているのだと思うと、彼のペースに合わせてゆっくりと歩んでいく事が私達なりの幸せなのではないかと思た事が出来た。
「私、幸せだよ」
JM「…いきなりだね。
でも、俺も幸せ」
幸せという言葉を声に出す日が来るとは思わなかった。
彼に会えたその日から、私の人生は違う道を歩む事になったみたいで
お互いの幸せとは何か考えるようにもなった。
彼の職業はアイドルで、普通に仕事をしている人達とはまた違うプレッシャーや責任を負っている。
でも、それが彼の好きな仕事でやり甲斐があると感じているのなら、私もそれで幸せだ。
彼が淹れてくれた温かいコーヒーが２つ、カップは寄り添うようにくっ付いて並んでいる。
私と彼の2人分、幸せそうに湯気を立てている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1079人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「NCT」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pkpk(プロフ) - yoroseさん» yoroseさん、いつもご覧いただきありがとうございます🙇 更新頻度が遅れていたりと大変お待たせしておりましたが、楽しんでいただけて本当に嬉しいです✨ これからもよろしくお願いいたします🤲❤️ (3月26日 15時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
yorose(プロフ) - お疲れ様でした🍵この世界線の主さんが描くドリムたちが好きでマーク、ヘチャンに続いてジェミンも描いてくださりありがとうございます🥰ジェノの方も毎回更新楽しみにしております！ (3月26日 8時) (レス) id: ea5756c655 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pkpk
| 作成日時：2024年1月30日 20時
