「眠れない夜。」 ページ30
あれから、眠れない夜が続いた。
ジェノは何度も警察に行こうと言っていたが、私は意地でも行かなかった。
私は完全に1人でいる事が出来なくなり、彼にいつもくっ付いていないと駄目になってしまった。
彼がどこに行く時も、私は彼のそばにいて
彼が「大丈夫？」と声を掛けてくれる事でまた現実に戻ってくる。
そんな日常が楽しいわけがなく、私は感情のない人間…
「笑」のない人間になっていた。
こんな彼女、嫌だろうなと思いながらも
彼等の練習室に一緒に入って、どこか一点を見つめてぼっとする。
それの繰り返しだ。
最悪だ。
私の人生を返して。
そう呟いても、以前の私が戻ってくるわけがないのに。
休職していた仕事も、いよいよ期限が迫ろうとしていた。
これ以上は休職として扱えないと電話があったが、戻れそうになかった。
仕事も失った。
私に残るのは、彼だけなのに。
こんなにも苦しい彼との生活は…
耐えられない。
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pkpk(プロフ) - ぱるむむさん» ぱるむむさん、こんにちは☺️ 嬉しいお言葉ありがとうございます✨ 緩やかな更新ではありますが、最後までお楽しみいただければと思います💕🙇 (1月16日 15時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむむ(プロフ) - こんにちは(^^)このお話とても面白くて大好きです！これからも更新楽しみにしてます♡ (1月16日 14時) (レス) @page10 id: 0ab191d9fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2023年12月31日 22時
