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今日も仕事が終わった。
何とか乗り切った身体を引きずりながら向かったのは、もちろんイ・ジェノとの待ち合わせ場所。
「…」
JN「…無言のまま、もうすぐで3分ぐらい経つと思うんだけど…」
喋れないわけではない。
だって、あれだけ夢の中で楽しく話していたんだから。
そう何度も言い聞かせるのに、何故だか夢を見ているようで
頭がふわふわとしているのだ。
「…夢じゃないよね？」
JN「うん、夢じゃない。」
初めて本当に会ってみた時よりも鮮明に見えてしまう彼の肌質や一つ一つのパーツは、驚きが隠せないほどに美しい。
JN「…肌はあんまり自信ないんだ、じっと見ないで…笑」
「なんで、！綺麗だよ？」
そんな事ない、とマスクで顔を隠してしまった彼は
夢で見た時と同じ彼、イ・ジェノで間違いない。
「どうして私達、いきなり夢に出てきたんだろうね」
JN「うん…不思議だよね」
あの時とは違う、まだ目が覚めている私の耳に直接響く彼の声は
夢で話していた時よりも更に安心感があった。
チラッと横目で彼を見てみると、バッチリと合ってしまった目の行き場に困ってしまう。
こんな緊張して話せなくなる予定じゃなかった。
もっと、いつも通りジェノと沢山話をしたいのに
JN「お互い何も知らないけどさ。
俺、Aには警戒心とか一切感じなくて。
こんな職業だから、一線は引くようにしてるけど
…自分の弱いところとか全部見られちゃったからかな？笑
凄く落ち着く、Aといると。」
それは私も、と同意したかった言葉は一切口に出来ず
ただ「そっか…」と彼に伝えると
私の緊張しすぎた振る舞いが面白かったのか、目を線にしてにっこりと笑っていた。
「…こんなはずじゃないのに、なんか…夢みたいに話せない…」
JN「良いんだよ、そんなすぐに受け入れられることでもないんだし…大丈夫。」
彼の優しい言葉達が、今日も心をズタボロにして働いた私の中に染み込んでいく。
彼だって大変なはずなのに。
「最近、仕事はどう？」
JN「…うん。頑張ってるよ」
少しだけ間があったのは、見逃しても良いものなのか。
考え過ぎた脳は今にもパンクしそうで
精一杯の一言も伝えられない私に出来ることは
彼の頭を撫でる事だった。
「今日もお疲れ様」
JN「…ありがとう、」
彼が少し口角を緩ませたのは、気のせいでしょうか？
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pkpk(プロフ) - ぱるむむさん» ぱるむむさん、こんにちは☺️ 嬉しいお言葉ありがとうございます✨ 緩やかな更新ではありますが、最後までお楽しみいただければと思います💕🙇 (1月16日 15時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむむ(プロフ) - こんにちは(^^)このお話とても面白くて大好きです！これからも更新楽しみにしてます♡ (1月16日 14時) (レス) @page10 id: 0ab191d9fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2023年12月31日 22時
