. -JN- ページ14
現実だったのか、夢だったのか。
いまだに夢見心地な身体はフワッと今にも浮きそうになるが、ズボンのポケットにしまい込んだ携帯が震えるのと同時に地に足を付けた。
A
-ジェノ…
-なんか不思議。
メッセージが来る度に何処からか湧き出る謎の活力によって、最近の俺からは想像付かないほどの元気を取り戻していた。
これを俗に何というのかは分からない。
が、何かお互いに高め合える良い流れになっているのでは？と笑みが溢れた。
ふと隣に気配を感じ、携帯の画面をすぐさまポケットにしまい込んだのをマクヒョンに見られると怪しむように目を細めて俺を見て来た。
JN「…何？笑」
MK「ジェノや、なんか元気そうでよかったよ笑」
何かを察するようにニヤニヤしながらその場を去っていくヒョンは、優しいからきっとこの事は誰にも言わないんだろうけれど…
HC「ジェノや〜最近元気になったって聞いたけど…俺にも話聞かせろよ」
JN「…はい？何も話す事ないって」
完全に俺の考えが甘かった。
ヘチャンが騒げば他メンバーも次第に盛り上がり始めてしまう。
平然を装う事で誤魔化そうとしてみたが、逆効果だったようだ。
いつの間にか俺の周りにはメンバー達が椅子に座って話を聞かせろとでも言うように頬杖をつきながら、俺を見つめていたり何なりする。
JN「はぁ…」
どこから話すべきか分からない彼女との出逢い。
これを話して信じてもらえるかは分からない。
初めて出逢った場所が夢という事について。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 479人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pkpk(プロフ) - ぱるむむさん» ぱるむむさん、こんにちは☺️ 嬉しいお言葉ありがとうございます✨ 緩やかな更新ではありますが、最後までお楽しみいただければと思います💕🙇 (1月16日 15時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむむ(プロフ) - こんにちは(^^)このお話とても面白くて大好きです！これからも更新楽しみにしてます♡ (1月16日 14時) (レス) @page10 id: 0ab191d9fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pkpk
| 作成日時：2023年12月31日 22時
