その先。 ページ6
映画を見終わって、号泣していた私の顔を見るなり勢いよく笑いすぎているマーク
「…そんなに笑わなくてもいいじゃん…」
MK「ごめんごめん、いや…顔が思ったよりもビチャビチャで、子供みたいで可愛かったんだ」
私の頬に付いた涙の跡を指で拭う彼を見つめ
私は今、人生で1番幸せだと心から思った。
「もうすぐで、2021年になるね」
MK「本当だよ〜。今年もめちゃくちゃ早かったなぁ、
特にAと出会ってからは、一分一秒大切にしたいのにすぐに何週間も過ぎてた。」
「年末は、実家に帰ったりするの？」
私は何を期待して、彼に質問を投げかけているのだろう
私自身もよく分からないまま話を進めていた。
MK「いや、実家はカナダなんだ。だから、ここに残るよ」
「カナダ！？」
彼はまた私の驚いた顔を見てクスクスと笑い始めた
"Aの表情全部、写真に収めておきたいよ"
彼は無意識のうちに甘ったるい発言をする事が良くある
これはカナダのせいなのか、それとも彼の元々の性格なのか
理由はいつまでも分からないが、カナダのせいと思っておきたい。
「ねぇ、私達一緒に年を越してみない…？」
私の発言に、今度はマークが驚いたように目を見開いていた
いきなり大胆な事を言ってしまったか、変な方に受け止められたらどうしよう、
と頭が混乱して顔もだんだんと熱くなっていくのを感じられたが、彼から目は離せなかった
MK「…えっと、…」
「ごめん。いきなりだったよね、本当にごめん…」
MK「いや、！全然いいんだよ寧ろ嬉しい、めちゃくちゃ。…
ただ、年末バタバタしてて…
もし、Aが嫌じゃなければな話なんだけど
会わせたい人もいるから、仕事が終わるまで俺の家で待っててくれないかな？年は俺の家で越そうか」
「もちろん、！」
Aがダメであれば、Bの提案をくれる彼は
きっとどの世界でも通用する、世の女性を不安にさせない
"アイドル"のような人材になれるのだろう
軽い気持ちで考えるだけなら良かったのに。
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pkpk(プロフ) - ゆにさん» お返事遅くなってしまいすみません💦 素敵なコメントありがとうございます🥺❤️ 全作品ご覧いただけて本当に本当に光栄です！！ かなり緩い更新ではありますが、引き続きお楽しみいただければと思います🙇♀️✨ (8月21日 17時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - pkpkさんが作る作品全て面白くて最新から全部読んでます！！笑 作品応援しています🔥 (8月15日 2時) (レス) @page15 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2022年10月23日 21時
