急上昇。 ページ28
あれから数週間が経った。
事務所で生活していたマークはこちらに戻って来て
以前と同じく一緒に生活を続ける事にした。
携帯が怖くて見られなくなったのは、それだけマークが沢山の人に愛されている証拠だと思う事にした。
夕飯の支度をしていると、玄関が開く音がして
MK「やばいめちゃくちゃ美味しそうな匂いがする…」
と聞こえる声が可愛くて、思わず口角が上がった。
MK「何〜！ニヤニヤしてんの？」
私の顔を見るや否や、彼はニタニタとニヤけながらこちらへと向かって来る。
ニタニタと笑う癖、似てきたのかもしれない
なんて幸せを噛み締めながら料理を盛り付ける。
MK「見せたいものがあるんだ。」
後ろから覆い被さるように抱きつく彼はそう呟いて、
テーブルにご飯を並べた後
彼は携帯の画面を見せた。
一瞬ゾワッとする感覚が、やはり慣れないけれど
彼は私の手をしっかりと握って
見ててよ？
と軽く笑って、動画を流した。
"熱愛報道について、一言お願いします！！"
記者の声が聞こえると同時に、手に汗がジワ…と出てくる感覚が分かった。
彼の手も心無しか熱いような気がする。
MK『熱愛につきましては、事実です。
ご報告が遅れてしまい申し訳ありません。
メンバーとも良く話し合い、出した結果です。
これからも暖かい目で見守っていただけるとありがたいです。
また、僕の相手は一般の方ですのでこれ以上の誹謗中傷や詮索は法的措置を取らせていただきます。』
"マークさん、丁寧なご返答ありがとうございます。お幸せですか？"
MK「幸せに決まってんじゃん。言いたかったけど、言わせてくれなかった…」
動画を見ながらブツブツと文句を言う彼は、今まで見てきた彼のどの部分にも当てはまらない新しい姿だった。
「マーク」
ん？と目をまん丸にして私を見るその可愛い目、クイッと上がるその眉
じっと見つめ続けると段々赤くなっていく耳
「あ、ご飯食べよ？」
MK「ねぇキスは…？」
意地悪をした時にたまに出る拗ねた態度
「冗談だよ、愛してる」
少し背伸びをして、軽く口付ければ
彼はそのまま私を抱き上げて、頬や首元鼻の先にまでキスを落とした。
MK「今は…？」
「ごーはーん」
MK「okay…」
私は、あなたが私を愛してくれるように
あなたの全てを愛しているみたいです。
これから、もっと
あなたと一緒に笑っていられますように
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pkpk(プロフ) - ゆにさん» お返事遅くなってしまいすみません💦 素敵なコメントありがとうございます🥺❤️ 全作品ご覧いただけて本当に本当に光栄です！！ かなり緩い更新ではありますが、引き続きお楽しみいただければと思います🙇♀️✨ (8月21日 17時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - pkpkさんが作る作品全て面白くて最新から全部読んでます！！笑 作品応援しています🔥 (8月15日 2時) (レス) @page15 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2022年10月23日 21時
