本音。-MK- ページ23
ジェヒョニヒョンの言葉が室内に響く。
響きが静まっても尚なかなかヒョンと目を合わせられず、答えられずにいると
マーク、こっち見て。
と落ち着いた声で呟いた。
MK「俺は…」
ジェヒョニヒョンを見つめ、みんなを見つめると
これまでどれだけ皆んなで努力してきたか
辛い事があっても支え合って乗り越えあってきたか
全ての思い出がフラッシュバックするように頭をよぎった。
俺はどうしたい？
どうなるのが夢？
自分に問いかける。
胸がドクドクと鳴って、ふいにAの顔も浮かぶ。
キュッと口角を上げて笑うあの顔、金木犀のようにふわりと香るAにぴったりな香り
頭がパンクしそうなほど、俺には大切なものが山ほどある。
MK「…どっちも手放せないです、」
ふと出た言葉は、俺の心の奥底にあった本音なのだと思う。
YT「マクらしいやん。
俺は好きやけどな、その考え。」
TY「俺だって兄として、メンバーとしてお祝いしたいよ。本気で思うよ、マークに幸せになって欲しい。
でも、どうする？映ってたのは彼女じゃなくてお母さんでした！とか言うの？
マークに本気で恋してるファンの子だっているんだよ。」
JH「確かに、大荒れだな。」
俺のせいでヒョン達がピリついていく。
テヨンイヒョンはリーダーとしても、チームの責任を負う役目であるからこそこれから先の将来の事さえも考えていて、俺のこれからを心配してくれている。
ユタヒョンはなるがまま、人間らしく生きたらいいと肯定してくれている。
それでも、マークは彼女がいました。
これからもチームをよろしくお願い致します。
って、誰が受け止められるのか
少なからず俺だけじゃなくて、チーム全体に影響が出るのは間違いなかった。
MK「…少し考えます。今は、仕事だけをこなします。」
やはり、アイドルは恋愛できないのだろうか。
最初からこうなる運命だったのだろうか。
カナダからわざわざ韓国まで来て、今まで頑張った結果がこれか。
自分を責めるように悪い言葉が頭の中を泳いでいた。
Aには、詳しくは伝える事が出来なかった。
数週間は事務所で過ごすと連絡を入れ、携帯の電源を切った。
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pkpk(プロフ) - ゆにさん» お返事遅くなってしまいすみません💦 素敵なコメントありがとうございます🥺❤️ 全作品ご覧いただけて本当に本当に光栄です！！ かなり緩い更新ではありますが、引き続きお楽しみいただければと思います🙇♀️✨ (8月21日 17時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - pkpkさんが作る作品全て面白くて最新から全部読んでます！！笑 作品応援しています🔥 (8月15日 2時) (レス) @page15 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2022年10月23日 21時
