暴露。-MK- ページ22
TY「…マクヤ、こっちおいで。」
名前を呼ばれた先には、目に光が入っていないヒョンがいた。
TY「本当なの？」
MK「…はい。」
仕事が忙しくなるにつれて、ヒョン達にプライベートを共有する事を怠っていた。
いや、俺がAに夢中になり過ぎていた。
TY「何で言ってくれなかったの… ネットを見て初めてヒョン達が知るって…、お前、
これからどうするつもり？
…誰がこの事を知ってるの？」
いつもは優しい眼差しを向けてくれるヒョンの目は
今日は鋭く尖って、俺の胸に深く刺さっている。
出会ってから、今までの事を全て話した。
Aが今、自分の家にいる事も、全て。
誰がこの事を知っているのかも。
TY「ヘチャンは知っていて、訳あってDREAMのメンバーも全員知っていると…」
深くため息をついて頭を抱えるヒョンを見て、俺はとんでもなく大変な事をしてしまったと改めて感じた。
MK「…ヒョン、」
TY「…ん？」
一言が、上手く出ない。
その一言が。
口からは何も出ないのに、目からは涙が溢れて
唇を噛み締めながらヒョンの前で静かに涙を流す事しか出来なかった。
TY「お前の気持ちは分かってるよ…十分に分かってる。
ただ、アイドルって事を忘れちゃいけない。
マークの事だから、そんな浮かれて撮られちゃいました
なんて事はないと思うけど。
こうやって、どこで何が起きるか分からないんだよ。
それは、マークも痛いくらい分かってたはずだよ…？」
ヒョンの一言一言が背中にのし掛かっていく。
MK「…ごめんなさいっ、…」
俺が落ち着くまでヒョンはずっと背中を撫でてくれていたけれど、俺が落ち着いても状況は落ち着くどころか加速するように悪化していった。
急遽メンバー全員が一室に呼ばれ、重苦しい空気の中
俺は謝る事しか出来なかった。
いつもはヨシヨシとくっ付いて甘い目で俺を見つめてくれるユタヒョンも、厳しく深刻な目で俺を見つめた。
ヘチャンを見ると、罪悪感で押し潰されそうな青白い顔で俯いている。
他のメンバーも、何も追いついていないようで放心していた。
JH「マーク、お前はどうしたいの？」
そんな中、無言の場を突き破って俺へと問いかけたのは
ジェヒョニヒョンだった。
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pkpk(プロフ) - ゆにさん» お返事遅くなってしまいすみません💦 素敵なコメントありがとうございます🥺❤️ 全作品ご覧いただけて本当に本当に光栄です！！ かなり緩い更新ではありますが、引き続きお楽しみいただければと思います🙇♀️✨ (8月21日 17時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - pkpkさんが作る作品全て面白くて最新から全部読んでます！！笑 作品応援しています🔥 (8月15日 2時) (レス) @page15 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2022年10月23日 21時
