生放送。 ページ18
彼と付き合い始めてから、半年の月日が経とうとしていた。
相変わらずお茶目でどこか抜けていてマイペースだけど、やる時はしっかりこなすし全てのものに感謝して生きている彼を毎日尊敬する日々だ。
mark
-今日だからね！！！
-19時から！！
2時間前に来ていたメッセージ。
いつもよりびっくりマークが多めで、私にとっても物凄く大事なイベント。
そう、彼らの生放送番組だ。
テレビの前にソワソワとしながら待機していると、パッと画面が変わり例の番組が始まった。
それにしても、メイクの力って凄いな…と思うのが
いつも見慣れているナチュラルな彼の顔が、テレビの前では切れ長で力強く映っている。
どちらも素敵だけれど、やっぱり私はナチュラル派
とか、そんなどうでもいい事を片隅に考えながら番組を見続けているといつの間にかトークタイムになっていた。
彼の突拍子もない発言が笑いを引き起こしていたり、ニタニタと微笑む顔が愛おしい。
そんな中、司会者が彼に向けて爆弾を放った。
MC「え〜、マークさん！最近やけに大人っぽくなられて…笑 今年もますます活躍されているようですが、プライベートも充実されていますか？彼女とかいらっしゃるんでしょう？笑」
胸がドクリと変な音を立て、何故か冷や汗が滲む。
何も悪いことなんかしていないのに、やけにおかしく胸が痛む。
MK「あぁ… 僕の彼女はアップルティーです。好き過ぎて、笑」
HC「彼はコーヒーよりもティー派で笑」
司会者は不思議そうに、アップルティー…？といった表情で苦笑いをしていたが
彼らしい発言、と受け取ったようでその話は上手く流れていった。
アップルティー
その単語を聞いた時、何故か嬉しくて
自然と口角が上がって、その後もなかなか下がってくれなかった。
"見たよ、生放送。カッコよかった！"
"私の彼もアップルティー"
そう彼へ返事をして、夕飯の準備をし始めた。
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pkpk(プロフ) - ゆにさん» お返事遅くなってしまいすみません💦 素敵なコメントありがとうございます🥺❤️ 全作品ご覧いただけて本当に本当に光栄です！！ かなり緩い更新ではありますが、引き続きお楽しみいただければと思います🙇♀️✨ (8月21日 17時) (
レス) id: 2aba72ea6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - pkpkさんが作る作品全て面白くて最新から全部読んでます！！笑 作品応援しています🔥 (8月15日 2時) (レス) @page15 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pkpk
| 作成日時：2022年10月23日 21時
