君が求めるロマンスを夢見て【∞】 (ページ6)

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倉「待って、死ぬほど眠いねんけど」

「でも今日はこれで終わりだから頑張らないと、、」

丸「せやな！気合入れて受けなあかんで～」

倉「お前は昨日休んだから元気でええなぁ」

安「でも胃腸炎に比べたら授業のがいいやん」

丸「ほんまにその発言したことを後悔するんだなァ！」

倉「やめて、もう眠いから絡んでこんといて」

「いいじゃん始まったらどうせ90分寝るんだから」

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1、2限を頑張ってお昼を挟んでの眠い眠い3限なうな私たち

語学論とかいう本当に適当に履修した授業が終われば今日は終了

あと90分耐えれば勝ちなのでね

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先生「名簿回しますからねー」

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先ほどの1限でお馴染み出欠簿の季節が再び到来

この授業は毎回たつが寝るためにかなり後ろの方の席を取るから

うちらのところに回ってくる頃にはもう7割くらいの人が寝てる

私は起きてるけどね！(偉い)

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丸「なぁ、文字数無制限のレポートってどれくらい書いたらええん？」

安「せやなぁ、1000やとちょっと少ない気ぃするよな」

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「あんたは本当に顔だけは綺麗ね」

倉「…ZZZ」

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授業が始まると大体こんな感じで二手(？)に分かれて

怒られない程度にヒソヒソ話しながら時間を潰す

まぁ私の場合独り言なんですけど

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「あ、ありがとうございます」

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ようやく回ってきた出欠簿を受け取り、ペンを取り出しながら名前の欄に目を移す

この授業はみんなちゃんと黒のペンで書いてるなー

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「…ん、？」

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私が記入する5つ上の欄に、思わず目が留まる

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「これって…」

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思わずその名前を、指でなぞる

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『横山裕』

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