君が求めるロマンスを夢見て【∞】 (ページ25)

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聞いたことないくらい驚いた声をあげる横山くん

ちょっと待って！と言うと、ブツッとマイクが切れる音がして

それからものの数秒で、玄関の鍵を開ける音が聞こえてきた

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ｶﾞﾁｬ

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横「…ちょっと待って、、」

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横「なんでここにおるん…」

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ドアを開いて、家の前に立っているのが私だと認識すると

頭を抱えてつぶやく横山くん

あれ、、私が連絡したこと覚えてないのかな、、？

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「ご、ごめん、村上くんのがいいとは思ったんだけど」

「ちょっと色々あって…」

横「え…？」

「ゃ、あの、住所送られてきてたから、私でもいいのかなって…思って、、」

横「ちょ、待って、住所…？」

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横「あー、マジか、俺間違…そっか」

「横山、、くん、？」

横「ごめん、ほんまごめん」

横「ありがとうAちゃん、」

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横「上がって、、くれる？」

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「ぅ、うん！」

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最初混乱した様子の横山くんだったけど

すぐに状況を飲み込んだようで

手招きして私を呼び込むと

そっとドアを閉め、玄関の段差に座り込んだ

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横「…ぅわ、ほんまにごめん」

「私は全然大丈夫だけど、横山くんは体調どう？」

横「いやちょっともう分からんわ…とりあえず上がって」

「あ、お邪魔、します」

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普通に接してくれてるようで

顔は火照っていて、息も少し荒い

もしかして、私が来たことで無理させてしまったかな

せめて丸ちゃんとかにお願いした方がよかったのかもな、と

心の中で反省したり

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