検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:4,198 hit

3 ページ3





















「ガチクッソ眠い」




安「いつものことやん(笑)」





























別に証拠もなければ確認する手段もなく









あの場で話しててもしょうがなかったので昨日はその後解散した









帰ってからも、なんだか妙に考えてしまって









昨日はあまり寝付けなかった









“横山くん”のことが少しも気にならない、と言ったら嘘になるけど








好きかもしれないというだけでこの威力









恋愛って怖いなとしみじみ思った





























「ねえ、普通に考えてみて」




安「うん?」




「顔も知らない、名前を言われても分からない相手に、」




安「おん」




「好かれてるかもしれない、と」




安「おん」




「ありえなくない?普通に」




安「うーん、まぁまぁ、せやな」




「でしょ?」




安「んじゃあ、ありえるとしたら、どういう状況やと思う?」




「えぇ、?」




安「一旦向こうの立場になって考えてみよ」




「うん」




安「授業受けてます」




「はい」




安「可愛い子いました」




「はい」




安「むちゃくちゃタイプです、関わりたいです」




「はい」




安「でも名前を知りません、聞く勇気もありません」




「はい」




安「そしたら偶然、友達がその子の名前を知っていました」




「はい」




安「それから同じ授業を受けるたびに見てしまいます」




「はい」




安「これはもう好きやん、俺」




「…え、いきなり?」




安「そんなもんやって一目惚れなんて」




























ビミョーに納得のいかない章ちゃん理論を聞きつつ









そうか、一目惚れなんて言葉もそういえばあったなぁとも思いつつ








これから来る二人分の席を取られないよう荷物を置いて









授業が始まるのを頬杖をつきながら待った









4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 横山裕
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茉咲 | 作成日時:2021年9月18日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。