トリップ少女は男性恐怖症で災厄の女神でした【名探偵コナン】【ポケモン】 (ページ10)

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9話ページ10

フィアナside

サーナイトとエルレイドが夫婦漫才を始めたので注意をすると、

『エルレイド、サーナイト、夫婦漫才しなくていいから』

サナ「ちっ、ちが……！夫婦じゃないですよっ！？」

エル「そ、そそそうだよフィアナ。何言ってんのさ。あはは」

二人とも面白いくらい顔を赤くして狼狽え始めた。

『……クレセリア、二人がこの調子だから皆さんに説明お願いできる？』

と問いかけると快く了承してくれた。

クレ「この子……フィアナは男性恐怖症なんです。」

コ「えっ……？男性恐怖症？」

クレ「えぇ。産まれたときから約…15歳くらいまでかしら。自分が産まれた村でひどい扱いを受けていたのよ。特に男性から。暴力、暴言は当たり前。挙げ句の果てあいつらはこの子をその村を荒らす化け物に生け贄として差し出そうとしたわ。」

安「でもそれって児童虐待と育児放棄で訴えられるんじゃ…」

クレ「そんなもの無いわ。そもそも有ったとして誰が通報するのかしら。だって村の人総出でこの子を忌み子として虐めていたんですもの。しかもそこは人間は誰も知らない…いえ、人間は誰もたどり着けない島にあるのだから。」