story*15 ページ18
「あ！遅い時間だったのでフーズを少し食べさせてありますから、まだお腹が空いているようだったらあげてくださいね」
ジョーイさんは思い出したようにそう告げる。
Aは回復とフーズの礼を言ってから 取っておいた部屋へと引き上げる事にしたが、チラーミィが抱っこさせてくれないのでそのままAの後をトテトテとついて来る事となった。
センター内は思ったよりも広く、目的の部屋へと着くと扉の近くにあった点灯スイッチを押す。
すると簡素ではあるが白で統一された清潔感ある部屋にベットが一つと机と椅子が置いてあった。
どうやらトイレやシャワーもついているらしく、すぐ隣の扉を開けると小さなシャワールームがある。
「チラーミィ、腹は大丈夫か？」
とりあえずジョーイさんに言われた通り空腹の有無を一応聞いてみると寄越せ的な返事が返って来た。
すぐに部屋に置いてあったプラスチックの皿にフーズを入れてやり、Aはタオルを持ってシャワールームへと向かう。
チラーミィは未だに抱っこさせてくれないのでとりあえず後で濡れタオルで軽く拭いてやろうと頭を洗いながらAは考えていた。
シャワーが終わると先に考えていた通り濡れタオルを実行すると思ったよりも大人しく拭かれていたので次回は洗ってやろうとAは密かに決意する。
それらを終えてからようやくベッドへ横に なったAは横になったまま思いっきり伸びをする。
伸びをした拍子に右手をベッドサイドにぶつけたが、久しぶりの遠出で疲れが溜まっていたらしく、動く気にはなれなかった。
ごろりと横を向くついでにベッド下を覗き込むと、タオルケットで作った簡易スペースで丸くなるチラーミィが視界に入る。
心配はしていたが、連続のバトルで疲れた様でぐっすりと眠っている。
しかし、その眉間には未だにシワ が寄っていてAは思わず笑みを零し た。
思えばこんなに近くで寝顔を見るのは初めてだなと思い、そしてこんなにもポケモンは懐かないものなのかと内心考える。
「……あ」
あいつらの相棒もそうだっただろうかと、幼馴染みたちのことを考えながらもう一度チラーミィを見たところで、自分より年下の3人の姿を思い出した。
そういえば、「アララギ博士にポケモンをもらったんだ！」ってポケモンを見せつけられたっけな。
昔のことを思い出し、思わず緩む口許を手で抑え、Aは布団に潜り込んだ。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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パクリ - 清々しいまでのパクリ (2019年8月15日 15時) (
レス) id: 0cafbb94f4 (このIDを非表示/違反報告)
なのめーとる。(プロフ) - noahさん» ありがとうございます(*´∇｀*) ほのぼの…なんていい響き//← はい！これからも頑張ります！(゜▽゜*) (2015年1月10日 9時) (レス) id: a333afc336 (このIDを非表示/違反報告)
noah - ほのぼのとした感じがとっても面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: b22bbd559a (このIDを非表示/違反報告)
なのめーとる。(プロフ) - ＊輪廻＊＠ｐｋｍｎらぶさん» ありがとうございます(*^^*) そういっていただけると嬉しいです。 まだまだ未熟な点もありますが、今後もよろしくお願いします！ (2015年1月1日 19時) (レス) id: a333afc336 (このIDを非表示/違反報告)
＊輪廻＊＠ｐｋｍｎらぶ - 主人公がかっこよくて読んでいてとても楽しいです// 続きが楽しみです！ 更新頑張ってください☆ (2015年1月1日 19時) (レス) id: 19bc86b6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのめーとる。 | 作成日時：2014年12月22日 23時
