story*72 ページ1
トウヤとの実践を繰り返しながら、チェレンの筆記も受けるという授業形式の特訓がその後一週間以上も続いていた。
その過程で手持ちのポケモン達の性格に合わせたバトルというものをAも何と無くだが覚えて行った。
気が短いチラーミィには展開の早い次々と変化をつけた攻防戦があっているらしく、声かけに対して切り替えも素早い。
バトルの仕方を覚えたからか、Aの指示を無視することもなくなってきた。
ガーディは耐久が少ないものの攻撃が得意な為、攻めることで防御力の低さを補う方法を取ると動きやすいとガーディ自身も言っていた。
攻撃は最大の防御というものらしい。
逆にハトーボーは臆病な性格の為か、バトルそのものが苦手そうな様子である。
しかし実際にバトルともなれば逃げて臆することもなく指示通りに動こうと努力している様子がよく分かった。
なので影分身をメインにし、素早さを上げつつ相手を翻弄する戦い方をする とハトーボー自身がとてもやりやすそうだが、バトルに対する怖さを減らす為には影分身以外にも少しずつ慣らしていくことも必要だろうとはトウヤの言い分である。
確かに影分身を封じられてしまえばそれ以外で、真っ向勝負で戦うしかなくなる為、慣れ行くことが必要だろう。
Aは知らなかったが、相手の技を封じて使えなくする技があるらしいのだ。
ハトーボー自身も分かっているらしく、少しずつ慣れていきたいと呟いていたが、相変わらず不安そうな面持ちであった。
勿論、今考えたものだけではすぐ相手に悟られてしまうので、それ以外のレパートリーも増やしてバトルすることを覚えなければならない。
バトルには、ポケモンに指示を出すトレーナー同士の心理戦も含まれるらしい。
正直、ポケモンバトルがこんなに大変なものだとは思わなかったAであった。
そしてそれらが得意なトウヤやチェレン達に対し、改めて凄いヤツらだなぁと実感する。
才能というものだけでなく、努力してここまできたことはAへのちょっとした指導からも明白であった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
The・説明回でした。
「」がひとつもないですね；
長文ごめんなさい(OvO)
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酢月(輝・桜)(プロフ) - 待ってます！携帯見つかるといいですね！ (2016年2月26日 0時) (
レス) id: ad30e89851 (このIDを非表示/違反報告)
鶴華 - 主人公くんのキャラがドストライクすぎて本当にやばいわ〜 (2015年11月17日 20時) (レス) id: c2a96a1b3b (このIDを非表示/違反報告)
Kiru - 続きが気になる…。更新待ってます(´・ω・`) (2015年8月12日 14時) (レス) id: 9640a1a808 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 続きが気になります・・！ 更新頑張ってください！！ (2015年7月22日 15時) (レス) id: 26adbf40b9 (このIDを非表示/違反報告)
花月 - めっちゃ面白いです！！わくわくします！更新待ってます！！ (2015年7月19日 10時) (レス) id: cdb733f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのめーとる。 | 作成日時：2015年3月6日 22時
