すれ違い ページ11
藤原side
「大橋、明日買い物行くんやろ？」
学校から帰る車の中で大橋に話しかける。
「うん。丈くんも正門とかと買い物行くらしいやん。たのしんでな！」
「おん。お前もな。」
・・・おん。お前もな。とか言ったけど、正直楽しめるかどうかはわからん。
大橋から目離すのとか何年振りや？
まぁ今回流星が付いてくれるらしいから安心やけど。
「てか、大橋達何買いに行くん？」
「・・・へ？」
あ、、、まずい。
男子に見られたくない買い物やったんやっけ。
完全忘れてた・・・。
「え、あ、いや、、えっと、、、」
大橋めっちゃ慌ててるやん。
これは俺が悪いな。言わんでいいって伝えな・・・。
「大ｈ「ある人に！」
俺が口を開いたと同時に大橋がそこそこの声量でかぶせてきた。
「ある人に向けての、、、プレゼント買いに行くねん。」
「え・・・？」
想像してた答えと全然違う答えが出てきてびっくりする。
てか・・・
「ある人って・・・誰やねん。」
「それは・・・言えへん。」
「・・・じゃあせめて男か女かだけは教えろ。」
「・・・男。」
俺の知らん間に、、、大橋は、、好きな男できたんか。。。
「大橋は、、そいつの事好きなん？」
「それは、、言われへんよ。。特に丈くんには。」
「・・・。」
言われへんって、、否定しんってことやん。
何買いに行くん？なんて質問をした自分に心底腹が立つ。
知らんかったらこんな感情になることもなかったのに。
最悪や・・・。
ー翌日・放課後ー
「丈くん、早く帰らんと待ち合わせに遅れんで！」
「・・・分かってる。」
HRが終わっても席に突っ伏したままの俺を大橋が迎えに来た。
ゆっくりと立ち上がって歩き出す。
「なぁ丈くん、なんか元気ないやん。どうしたん？」
その質問、お前に聞かれるんが一番答えづらいんやけど！
「ちょっと考え事してただけや。」
「絶対嘘やん！私分かるで、なんかあったやろ。」
「ないって。大丈夫やから。」
「大丈夫やないやん！言ってや。私にできることなら何でもするから！」
は？
なんでもするとか、、そんなん、軽々しく言うなや。
「お前が出来ることなんかないねん！・・お前しつこい。」
「え・・・。」
あ、やばい。
「そう・・やな。ごめん。迷惑やったよな。」
そう言って大橋は走って行ってしまった。
「やってもうた・・。」
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にみ - 凌雲さん、教えていただきありがとうございます！外すの忘れてました。。。すみませんでした！ (2022年1月28日 15時) (
レス) id: 95053ffab6 (このIDを非表示/違反報告)
凌雲(プロフ) - オllりiフ……ら／は外しましょう。二次創作以前にnmmnですから(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年1月27日 22時) (レス) id: 8ad4620f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にみ | 作成日時：2022年1月26日 23時
