忘れぬ一瞬�� ページ12
桝｢ではここで素敵なゲストの方々がお越し下さいました。
今夜放送の『戦慄！世界衝撃事件簿』からハンマーミッションのお二人でーす！｣
ハンミ｢お久しぶりですハンマーミッションです！
せーのっ、ZIP！｣
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桝｢お疲れ様でした！｣
徳島｢お疲れ様ですハンミさん！｣
『皆さんもお疲れ様でした』
横山｢ではまた｣
番宣のため久しぶりにコンビで『ZIP！』に生出演。
桝アナ達と特集コーナーを楽しんで最後にきっちり番宣をしてオンエア終了を迎えた私と弘は次の現場に向かうため桝アナ達と挨拶を交わしてスタジオを後にした。
『久しぶりにくぼさんに会えたね』
横山｢いつも以上に髪の毛くるんくるんやったな。予報通り雨降るんかな？｣
『何くぼさんの髪の毛を雨雲レーダーにしてんのよ』
朝から楽しかったし仲の良い元先輩のくぼさんにも会えたし、次の仕事も頑張れそう。
そう思った時やった。
？｢ハンミさん！｣
『え？』
横山｢へ？｣
スタジオを出て廊下を歩いていた私らの背後から私らを呼ぶ明るい声が聞こえた。
振り返るとそこには元気に手を振りながら私らの元に駆け寄って来る一人の男性。
『山下さん！』
山下｢すみません急に呼び止めて…｣
横山｢どうしたんですか？｣
軽く息を切らしてやって来たのは火曜レギュラーで三代目J Soul Brothersの山下健二郎さんやった。
山下｢ハンミさん、今日の夜お時間ありますか？｣
『今日は、東京泊まりなんで9時頃から私ら暇ですけど…』
山下｢じゃあ、良かったら今日僕とうちのメンバーと一緒に飲みに行きませんか？｣
横山｢えぇんですか？｣
山下｢はい！メンバーが皆ハンミさんの大ファンでハンミさんと仲良くなりたいって。お二人が良かったら是非！｣
『えー嬉しい！勿論喜んで！』
横山｢俺らで良ければ！｣
山下｢良かった！メンバー喜びます！｣
まさかあの三代目J Soul Brothersの皆さんが私らのファンやなんて、嬉しい以外に他がない。
しかも飲みに誘ってくれるなんて朝からめっちゃ嬉しいこと続きや！あー、夜が楽しみ！
山下｢……｣
『？』
喜ぶ私らの横で山下さんはニコニコ私らを見守ってくれていたけど、急にじっと私に視線を集中させて固まった。
横山｢？山下さん？｣
『どうしました？私の顔に何かついてますか？』
山下｢あ、いやそうじゃなくて。
…Aさん、僕のこと、覚えてないですかね？｣
『え？』
横山｢？｣
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作者名：コッティ | 作成日時：2020年9月26日 22時
