アウトな恋愛事情�� ページ44
山里｢まず最初は、二人の好みのタイプです。
Aちゃんが、｢好きになった人｣！
横山が、｢年上の女性｣！｣
矢部｢ほぉー、これ聞いただけでもまぁまぁ差ある感じはあるね｣
マツコ｢あんたのタイプの｢好きになった人｣って、ぶっちゃけた話タイプっていうタイプがないんでしょ？｣
『そうですね』
マツコ｢そうでしょ？こういう答え方するヤツって大胆そうなのよ。恋愛経験が少ないからよく分からないとか自分のときめくポイントを把握出来てないのよ｣
さすがマツコさん。よぉ分かってらっしゃる。
矢部｢普通に｢優しい人｣とかは？｣
『勿論好きですけど、｢優しい｣は好きなタイプ以前に絶対的な条件だと思うんですよ。優しくないと誰も好きにならへんと思いますし』
矢部｢あー、確かにそうやね｣
マツコ｢じゃあ特に顔とかにも好みはないのね？｣
『そうですね。見た目は特に気にしません』
山里｢年とかも？｣
『そうですね。良い人であれば』
矢部・マツコ｢へぇー｣
山里｢あ、そうだ！うちにね、色々面倒臭ぇロシア人がいるんだけど、ちょっと意見聞いてみようか。
ブラスー！｣
小原｢はーい！｣
私らが座るカウンターの近くにある長椅子に塚田くん達と座っていた端正な顔立ちのスラブ系の男性・小原ブラスくんが山里さんの隣にやって来た。
山里｢どうよブラス？彼女の話聞いてみて｣
小原｢好みのタイプがないって言うてたけど、｢やったら旦那さんのどういうとこが好きで結婚したん？｣って疑問に思いました｣
純ロシア人やけど育ちは私らと同じ兵庫県やから流暢に関西弁を話すブラスくん。
親近感湧くなぁ…。
『そうね、…やっぱり優しくて男らしくて私を好きでいてくれるとこかしら？』
マツコ｢何よそれ！？結局ノロケじゃない！｣
横山｢しゃーないんですマツコさん、バカップル夫婦なんで｣
『何よ失礼やわ』
矢部｢バカップルやから言うてんねん｣
『矢部さんまでひどい！ほんまのこと言うただけですもん！』
山里｢Aちゃん、君はそのつもりなくてもその答えはノロケてるようにしか見えないのよ。バカップルに関しては俺も否めないけどさ｣
『山里さんもひどい！私ら夫婦は至って普通ですよ！』
小原｢(かなり無自覚で鈍感とは聞いてたけど、まさかここまですごいとは…)｣
『ブラスくんも何その顔！？』
小原｢いやぁ、あなたに関する噂がほんまやったんやなぁって思っただけです｣
『噂って何！？噂って！！』
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コッティ(プロフ) - miiiiiさん» こんにちは！リクエストありがとうございます！時々更新が亀以上になってしまうこともありますが、どうぞよろしくお願いします！コメントありがとうございました。 (2020年6月21日 9時) (
レス) id: 4263074a64 (このIDを非表示/違反報告)
miiiii - いつも楽しく読ませていただいてます！主人公ちゃんと大林さんの出会いから結婚するまでのお話や、付き合いだした時の周りの芸人さんの反応のお話が読みたいです！これからも無理せず頑張ってください！ (2020年6月20日 22時) (レス) id: 8c27785a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コッティ | 作成日時：2020年6月16日 14時
