欲しかった君はヤツのモノ�� ページ21
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新山｢それは偉い現場でしたねぇ｣
青空｢映像あったら見てみたいわぁ(俺は親がおる手前感情爆発させられんかったし若さ故にショックが大きかったから静かに憔悴してたなぁ…)｣
藤本｢今のこいつらの落ち込みようがマシな方だよ。あの時と比べたらさ｣
横山｢確かに、あん時はうるさーてしゃーなかったからなぁ｣
まだ落ち込んでる皆を横目に、弘は梅ちゃんと藤本さんが淹れてくれたコーヒーを優雅に飲む。
新山｢にしても梅村さんに藤本さんも、Aさんのこと好きやったんすね｣
梅村｢まぁな、当時は俺も藤本さんも今の奥さんとまだ会ってなかったし｣
藤本｢結婚した今だから言えるよな｣
『私も梅ちゃんと藤本さんがそれぞれ奥さんと付き合い出した時に初めて知ったんよ』
梅村｢そん時Aちゃんめっちゃ驚いてたよな！｣
藤本｢そうそう！『え！嘘やん！？』って、元から大きい目を更にこんくらい広げてさ｣
藤本さんは自分の両瞼を摘まんでググッと無理矢理広げた。
『藤本さんオーバーやってば』
藤本｢驚くAちゃんも可愛かったよ｣
『藤本さんったら…』
横山｢この二人、奥さんと出会うまでAのことずっと引きずっててん。で、失恋の傷を奥さんの存在で癒されたから本人に言えるまでになったんやで｣
新山｢不完全燃焼の失恋を癒してくれた存在が生涯の伴侶かぁ｣
梅村｢まぁそんなとこやな。
勿論奥さんのことは愛してるけど！｣
青空｢(俺の奥さんもそうや…)｣
新山｢…おい青空、お前さっきからどうした？ちょっとおかしいで｣
青空｢あ、え？き、気のせいですよ！｣
梅ちゃんと藤本さんが何か言う度に変に反応する青空くんは苦笑いしながらコーヒーをがぶ飲みした。
横山｢今もそうやけど、結婚するまでの邪魔者がすごかったんも印象浸いてるわぁ｣
藤本｢うんうん、何としてでもAちゃんと大林さんを別れさせようと男共が奮闘してたよ｣
新山｢Aさん、すげぇっすね｣
青空｢普段は女神やけどそれ聞いたら存在だけで男をイチコロにする女の精霊にも見えてきますね｣
梅村｢それだけAちゃんが魅力的な女の子ってことや｣
『私は魅力的じゃないよ。それに健二以外に口説かれたことほんまないってば』
木崎｢俺は、諦めんぞ…｣
井尻｢いつか絶対奪ったる…｣
櫻井｢Aちゃん…｣
洲崎｢俺だって…｣
九条｢芸歴なんかただの数字や…｣
濱田｢諦めるつもりやったけど、燃えてきた…｣
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コッティ(プロフ) - miiiiiさん» こんにちは！リクエストありがとうございます！時々更新が亀以上になってしまうこともありますが、どうぞよろしくお願いします！コメントありがとうございました。 (2020年6月21日 9時) (
レス) id: 4263074a64 (このIDを非表示/違反報告)
miiiii - いつも楽しく読ませていただいてます！主人公ちゃんと大林さんの出会いから結婚するまでのお話や、付き合いだした時の周りの芸人さんの反応のお話が読みたいです！これからも無理せず頑張ってください！ (2020年6月20日 22時) (レス) id: 8c27785a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コッティ | 作成日時：2020年6月16日 14時
