主婦兼ママ芸人の爆笑奮闘記~第7章~ (ページ6)

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あなたを守る③ ページ6

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ももみ｢皆さぁ～ん！この後飲みに行きませんかぁ～？｣

色んな事務所の芸人が集まった番組収録を終えて楽屋で帰る準備をしていると、ももみが甘ったるい声で周りに(特に男連中)ハートを飛ばしまくる。
…あの元女子アナもやけど可愛い子ぶれば男全員に構って貰えると思ってるとこが俺の嫌いな女のタイプやわ。

横山｢…悪い。俺とAは無理。
A、大林さんどうやって？｣

『｢今局の前におる｣って、LINE来てた』

横山｢よっし、じゃあ行くか｣

『…うん』

誠子｢Aさん、大丈夫ですよ｣

よしこ｢私らも付いてますから｣

『あ、ありがとう』

ぶりっ子のハートは同性である女性には当然通用する訳がなく、女性陣は俺とAと帰る気満々で不安を露にするAに優しく声を掛けて宥めてあげる。

渚｢てな訳やから、あんたは男らと一緒に行けばえぇやん｣

ももみ｢そうですか。じゃあ男性の皆さん、私と一緒に飲みn…｣

川西｢ごめん俺らもAちゃんを送らなあかんから無理｣

男｢うん！｣

『え』

横山｢へ？｣

尼神とガンバレルーヤと違って何も約束してないのに男性陣も来るん！？
あんたら俺らが一緒に帰る約束してた時にももみとやり合ってたやん！

濱家｢女の子ばっかじゃ余計危ないやん｣

水田｢男が大勢おればストーカー為す術ないし｣

山内｢何かあったら俺らで対処出来るやん！｣

『でも…』

阿諏訪｢こういう時は甘えなさい｣

金子｢そうだよ。遠慮しないで俺達に守らせてよ｣

男連中の目がなんか怖いねんけど…(汗)
ストーカーを撃退するつもりなんは分かるけど、何か期待してるようなギラギラした目…。

粗品｢ってな訳やから、俺らはあんたとは飲みに行かへんよ｣

都築｢あんたストーカーにも遭ってないんだし、一人酒してくれば？｣

レイン｢じゃ、そういう事で～｣

ももみ｢……ちょ、ちょっと！
わ、私もAさん送りに行くー！｣

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横山｢………という訳でございます…｣

大林｢……｣

『け、健二…』

局を出て大林さんと合流すれば、やっぱり俺とAの後ろで俺らと帰る気満々の和牛さん達を見て明らか不機嫌な大林さん(尼神らだけやったらこんなに不機嫌な顔はせんかったやろうけど)。

大林｢……こんな人数いらんやろが｣

男｢いりますよ！大林さんがストーカーに倒された時、誰が｛Aちゃん・Aさん｝を守るんですか！？｣

大林｢勝手に殺すなボケ！！｣

『け、健二落ち着いて…』